ども!! 2024年も終わろうとするこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。元気ですか。年越しを感じてますか。みかん食べてますか。今でもガキ使の代わりを探していますか。そして「今年の目標」をちゃんと思い出し、振り返ったりしていますか。
僕の場合、今年の目標は4つぐらいありました。そのうち、一番大きい目標が「読書記録を残す」でした。このことは今年の1月に書いた下の記事でも述べています。
betweeeeeen.hateblo.jp
今年は......、読書記録の作成を頑張っていきたいと思います。目標は20冊です。ただ実際は6冊とかになるかもしれません。そうなったら本当にごめん。
上の記事ではこんなことを書きましたが、実際のところ、残せたのは7冊でした。悲しいな!! 目標20冊って、1月の僕はどこにそんな勝算があったのだろうか。不思議だ。
ちなみに、読んだうえで感想を書けたのが7冊で、「読んだけど書いてない本」が4冊あります。あと読みかけが3冊。この読みかけの3冊はこの年末年始に読破するつもりだけど、それを全部足しても14冊。全然だめじゃねえか!!
さて、本日はこの14冊について、「今年の新書・総決算」として振り返りを行っていきます。
唐突ですが、私は現在会計系の仕事をやっており、そこには「単年度主義」という概念が存在します。これはざっくり言うと、今年起こったものはちゃんと今年のうちに精算して、基本的に次年度への持ち越しとかはないようにしよう、という考えですね。期末に決算を行います。
僕はこの考え方を結構気に入っていて、やはり「今年手に取った本は、今年のうちに精算しておきたい」という気持ちがあります。こういうタイミングで感想を書いておかないと、来年に積み残しが残ってしまい、そうすると来年に入って最初にやることが「積み残しの消化」となり、一気にモチベが下がります。ので、こういうのは年内に完結させておこうという感じ。
そんなわけで今日はまず、今年書いた読書感想記事を振り返ります。「この本読んだなー」というのを振り返りつつ、若干、それに関する後日談とかも語ります。
次に、今年読んだけどまだ書いていない本についても、ザーッと感想を書いていきます(4冊分)。本当はこういうの、ちゃんと落ち着いてから別記事で書けばよくない? とか、無理に年内に書かなくても...... とも思いますが、喝っっっ!! そうするといつまでも書かないものでして。今書きます。
最後に、現在読みかけの本についても、現段階での感想を書いてしまいます(3冊分)。読み終わってからまたちゃんと感想を書くかもしれないし、書かないかもしれない。どちらにせよ、今年のうちに何らかの言及は行っておきます。
目次
今年書いた読書感想記事の振り返り
まずは今年書いた記事の再レビューから。
今年の目標は、冒頭に挙げた通り、「読書記録を残す」でした。当初は20冊とかいう壮大な目標を掲げておりましたが、実際にできたのは7冊のみ。ただ、目標を立てたときは「1記事2,000字ぐらい」を想定していたところ、実際は1記事およそ8,000字~10,000字書いていました。中には著者からコメントをもらったものもあります。そういう意味では、数は少ないが一本一本を頑張れたのかなとは思っています。
そんなわけで、後日談的なものも含めて振り返っていきます。
1.小宮位之『「無料塾」という生き方』(ソシム)
2023年12月発売。記事は2024年1月投稿。
1月に読んだ本ですね。これは普段よく会話する同期が、小中学生に勉強を教えるボランティアをやっており、それに触発されて読んだ本でした。
大学院生の頃、倫理学に興味を持っていた影響で、もっと寄付とかした方がいいんだろうなーと思っていました。が、同時に「稼ぎがないからなー」と、遠ざけてもいました。で、社会人になり稼ぎが生まれた今、ちゃんと寄付とか社会貢献活動とかをしておこうと思った次第です。
この本で印象に残っていることとして、「境遇の恵まれない人への支援は、行政が行えばいいやとするのではなく、あなた自身も行動を起こすべきなのだ」というメッセージがあります。これは本当によいメッセージで、今年のはじめに読んだこともあり影響を受けました。
それもあって、2024年は「ボランティアなど社会貢献活動をする」という目標もあったのですが、実際はあまりできませんでした。12月に、クリスマスのブックチャリティに参加したぐらいです。そのことはnoteにも書いています。今年は割とnoteも書いていたな。下に紹介しておきます。
ボランティア、本当はもっとやりたいんですけれど、「人と関わるのが億劫だ」という理由で敬遠しがちでした。ボランティアに参加したら、同じくボランティアスタッフの人と話さないとだけど、なんかそれが面倒だなと思い.....(なんてやつだ)。 結局寄付をするというぐらいにとどまりました。本書の無料塾「つばめ塾」にも、一昨日寄付を行いました。本当に最低限の行いですが、何もしないよりはよいということで。
また、この記事については、著者&編集者の方からもXでリプライももらいました。
著者からコメントが飛んでくるのは、びっくりもしますが大変うれしく思っております。
いつも自分の記事の文字数の多さには本当に困っており、もっと短くまとめぃや!! と己に憤っているのですが、このように「詳細に読み込んでありがとう!」と言ってもらえると、当たり障りの無いことだけではなく、ちゃんと自分の思ったことを書いていてよかったなと思えます。ありがとうございます。
2.廣野由美子『シンデレラはどこに行ったのか』(岩波新書)
2023年9月発売。記事は2024年2月投稿。
こちらは後輩におすすめいただいた本。普通に面白かったです。
この本については、あまり後日談的なものがないな。。。
一つ書くと、この記事、途中で急にナルトの話を始めているんですよね。それが当ブログの読書感想としては、一つのターニングポイントになりました。これで一つの様式が決まったというか。この後も、新書の感想を書きつつ、「いきなり別の漫画の話を始める」ということを結構繰り返しています。そうすると構成が思いつきやすく、書きやすかったんですよね。
YouTuberとかもよく言っているけど、やはり「一つ様式が決まると次が作りやすくなる」というのは本当にありますね。
しかし、そればかりやっているとマンネリ化が始まるので、そういうところが難しい。あと「ナルトを読んでないと通じない話」をしてしまっているので、読者をふるいにかけてしまっているんだよな。ほんとすみません。
3.今井むつみ・秋田喜美『言語の本質』(中公新書)
2023年5月発売。記事は3月投稿。
この本、面白かったですねー。感想でも書いたけれど、「我々は生まれたときから、間違いを繰り返して成長している」というのが、やはりいい教訓だと感じました。
後日談的なことを話すと、今年は職場の後輩と交流する機会があったのですが、大学で言語学をやっていたという人と2度ほど話す機会がありました。2回とも、この新書を読んだと言ったら結構盛り上がれて楽しかったです。やはり新書は話題の種としてよいですね。
言語学やってないという人とも、本書で紹介されていた雑学的な話で盛り上がれた記憶があります。
著者の一人の今井むつみさんは、現在岩波新書の『学力喪失』でも話題ですね。最近、僕の周りでは甥・姪が急に増殖しており、子供を見る機会も増えたので、教育問題にもやや関心が高まっています。しかしそうすると姉たちの教育方針に思うところが出てきそうなのでそれが怖いっすね。
4.小西一禎『妻に稼がれる夫のジレンマ』(ちくま新書)
2024年1月発売の一冊。記事は5月に投稿。
こちらも別の後輩から勧められた本ですね。記事でも書いたけれど、読んだきっかけとして、自分の収入面の悩みがありました。収入的に、自分が結婚するなら確実に共働きだろうし、なんなら妻に稼がれるということもあるだろうな〜と思い購入しました
この本については、内容も然ることながら、「社会人から修士に入り直して論文が書けるんだ」ということに、かなり勇気づけられました。この影響は今年を通して結構大きかったと思います。
僕も現在はしがない大学職員ですが、いずれは専門性をもっと伸ばして、論文とか本とか書けたらいいなーと思っています(それが夢です)。周りでも、修士を出て就職して、その後博士に戻るかもと言っている方がいますが、僕はどちらかと言うと、博士に戻るのではなく「新しい分野で修士から始めたい」という気持ちが強いです。働き始めてから新たに芽生えた問題意識とかも多いので。
そういう意味では、「社会人から修士、その後論文を書いて本を出版」という、この著者が取っているルートには憧れています。僕ももっと頑張らねばなあ。
あと、この回も感想について、著者からXでコメントをもらいました。嬉しい限りです。ありがとうございます。
この読書感想記事も私、途中で急にベルセルクの話をしてるんですよね。そこがちょっと申し訳なかったです。ただやはり、このように「詳細に読んでくれてありがとう」と言ってもらえると本当に嬉しいです。ありがとうございます。
2024年2月に発売。記事は6月に投稿。
嫉妬論。この新書もかなり面白かったですね。個人的に、今年の新書アワード第2位の一冊です。第一位はあとで紹介します。
この記事については、本当に大きな後悔が残っており、、、それが記事タイトルがあまりにも思い浮かばなさすぎたということです。本当に何も出てこなかった。しかしこのタイトルはひどい。
後日談というか、2024年は選挙イヤーでしたね。今年の選挙は、おそらくSNS戦略というものがいちばん重要なファクターだったと思います。ただ、そこに「嫉妬」との関連を見出して分析している記事はあまり見かけなかったので、その視点から今年の選挙を振り返るということをやってみても面白いかもですね。
......とは言いつつ、例えば裏金問題への批判とかを分析する際に、「嫉妬」という感情を持ち出すことがどれだけ有益なのか、というのはありそうです。上記記事でも書きましたが、大衆が政治家を批判するとして、それが「不正を許さない正義心に基づくものなのか」あるいは「単に嫉妬心に引っ張られているだけなのか」をどう区別するか。それとも「正義心というものが、実は嫉妬心でしかないんだ」とするのか、それとも両者は概念的に区別されるものなのか、そのあたりが難しそうですね。僕はやはり、「不正を許さない心(正義感)」と「嫉妬心」はきちんと区別して別のものと見るべきと思いますが、どうでしょうか。みなさんはどう思いますか??
6.三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)
2024年4月に発売。記事は7月に投稿。
出ました。世間的には間違いなく今年一番話題になった新書ですね。
この本、上の感想で書いた通り、内容的にはややイマイチでした。あまり論として説得力を感じなかったんですよねー。
ただ、やはりインパクトのあるタイトルで、売れている本でもあったので、「今年話題にした本ランキング」では堂々の1位でした。ことあるたびに「なぜ働いていると〇〇ができないのか」というフレーズを擦っていました。すみません。。。。
あまり書かなくてもいいことを書くと、個人的に、三宅香帆さんという方に苦手意識が生まれつつあります。書店に行くたびに「三宅香帆 推薦!!」の文字と本人写真が踊っていて、なんだかな〜〜というのを感じています。この本自体をあまり好きになれなかったことと、本人のキラキラ感、そして「そういう売り方をするかあ」と思うところがあります。これぞ嫉妬論かもしれません。
記事の振り返りをすると、今年書いた読書感想の中では最も反響がありました(そもそもこの新書がめちゃ話題ですしね)。
結構批判的なことを書いたし、あまり好きな本というわけではないけれど、それでも今年はずっと、「なぜ働いていると本が読めないのか」「三宅香帆氏はこう書いていたが、実はこうなんじゃないか!?」というのを考え続けていました。そういう意味では、今年読んだものの中で、最も影響を受けている新書かもしれません。内容に納得できないものほど、その後も考え続けるので意義があるのかもしれませんね。
7.中原翔『組織不正はいつも正しい』(光文社新書)
2024年5月発売。記事は10月に投稿。
今年最後に書いた読書記録です。ほんとすいません。全然書かなくてすいません。。。
僕の今の研究上の関心(研究してないけど)が、「社会的な不正行為」というものにあります。もともと倫理学をかじっていたのと、仕事柄、会計不正と研究不正(研究費不正)というものに注意を払っていることが影響してますね。で、あまりこの辺を扱った本を見つけられていなかったのですが、本書は大変おもしろかったです。皆さんも組織不正系の本を知っていたら是非教えて下さい。
この本の感想を書いた感想としては、やはり自分はどこまで行っても、法哲学畑の人間なんだなーというのがありました。「善い/悪い」「正しい/不正である」といった概念についてやたら敏感なんですよね。
この畑から育ってない人間からしたら、「そこにそんな拘る?」というところも少なからずありそうで、仕事でも少し「考えすぎでは?」と思われてそうな経験もしました。ただ、せっかく学んだことなので、この「正/不正の概念にうるさい人間」として、今後も頑張っていきたいと思います。
読んだけど感想を書けなかった本
ここからは感想を書けなかった本です。書けなかった理由の一つに、「ちゃんと読んだ順に感想を更新していきたい」という想いがありました。つまり、「読んだけど感想をスキップして次の本を先に紹介する」ということをあまりしたくなかったんですよね。変に完璧主義なところが出ています。
ただ、次に紹介する本については、どう感想を書いたものか....... というのを悩んでいるうちに今年が終わりました。まあ本の内容的に若干しょうがないです。それでは「読んだけれど感想をかけなかった本」の紹介です。
① 今井伸『射精道』(光文社新書,2022)
読んだけど書けなかった本その1です。まあ書けんわな。
読んだきっかけとしては、僕も若干ではありますが、性機能に障害というか悩みを抱えているのがあります。で、こういう問題、ネットで検索してもPV目当ての真偽の怪しい記事しか出てこないので、しっかりした本を読んでおこうと思ったのがありました。
この本は『射精道』という尖ったタイトルをしていますが、一切おふざけなしです。泌尿器科の医師が、日々患者を診る中で、「日本の性教育に圧倒的に足りていないこと」をしっかりまとめた本になっています。読むべし。まさに読むべし。文体も非常に読みやすいです。
どうしてもやはり、男性器の話とか射精の話をしようとすると、茶化したり茶化されたりというのが働くんですよね。「インポ野郎」「早漏野郎」という罵倒の言葉があるように、「ネタにされるのでは」という恐怖が強く悩みもシンプルに言いづらい。「性機能に障害のある奴は男として終わっており、誰からも必要とされない」「どれだけバカにしたりネタにしてもよい」みたいな風潮、やっぱりあると思います。
ので、こういったちゃんとした本が流行ることで、「もっとみんな、男性器の悩みを真剣に語っていいんだ」という風潮が育まれるといいなと思います。なんでもネタにするという風潮、よくないぞ!! 男性だけでなく、女性が読んでも学びの多い一冊だと思います。是非に。
② 江森百花・川崎莉音『なぜ地方女子は東大を目指さないのか』(光文社新書, 2024)
③ 矢口祐人『なぜ東大は男ばかりなのか』(集英社新書, 2024)
ここは2冊ワンセットで紹介。大学職員として、ちゃんと大学の問題を知ろうと思って読んだ本です。どっちも東大の話。
これは2つセットで読むべき本だと感じました。『なぜ地方女子は~』の方は、全国の進学校に通う高校生に調査を行い、「地方女子の首都圏大学への進学しにくさ」を明らかにしています。地方女子・地方男子・首都圏女子・首都圏男子の4軸で分析を行い、明らかに地方女子という属性に「浪人を許されない傾向」「自己評価の低さ」などがあるとしています。著者がふたりとも東大の現役学生なので、今の東大の風潮とかもリアルに書かれていますね。
『なぜ東大は~』の方は、今の東大がいかに「男社会」として誕生してきたかを明らかにしています。東大は戦前まで、ずっと男しか入学を許可されていなかったので、そもそもが生粋の男社会となっています。そこで男女共学化してからも、女性に対して「男社会に合わせること」が強いられている、というのが著者の問題意識です。一見、男も女も平等な条件で入学させているように見せかけて、実はその下地にかなり男性的社会があるという話ですね。学生の入学だけでなく、女性の教員採用についても同様のことが言われています。
『なぜ東大は〜』の方の冒頭にも書かれていたのですが、昨今、大学の問題を扱った一般書は結構あります。このブログでも昔、大学の問題を扱った新書3冊の読書感想を書きました。
ただ、この3冊のどれも、大学の「ジェンダー格差」には触れていないんですよね。『なぜ東大は〜』ではそれを指摘して、「なぜか従来の大学本にはジェンダー格差を指摘するものがなかった。だが俺はやる」という姿勢を示しており、そこがよかったなと思います。
職場の同期にも上記2冊をおすすめしたところ、手に取って読んでくれた人もいました。かつ、「内容のすべてには納得しなかった」とも言っていたので、こういうところをちゃんと大学職員同士で議論していくのが大事なんだろうな~~と感じます。
本当は職場でも読書会とかやりたいんだけど、なかなかね。難しいところがあります。大学職員で読書会に興味があるという方、ぜひご連絡ください。一緒にやりましょう。
「読んだけど感想書いてない本」のラスト。
この本、めちゃくちゃ面白かったです。今年の個人的「新書アワード」はこの本に決定しました。
読んだきっかけとしては、やはり今、ELSI・RRIの分野に興味があることがあります。この分野では「科学コミュニケーション」の話もよくされており、「新しい科学技術は、人々に幸福をもたらすのか、あるいは混沌をもたらすのか(混沌をもたらすとしたら、それはどのように制御が可能か)」ということがよく議論されています。そこに興味があるの、本書『イノベーションの科学』も手に取ってみました。
で、この本は単に、イノベーションの歴史やら仕組みを解説するのではなく「イノベーションによってスキルを破壊されたり、職を奪われる人々」というものに着目しています。そこが本当に面白いです。イノベーションが暮らしを便利にし、経済を発展させる一方で、必然的に、職業としては「用済み・不要」となる人間を生み出します。
そのことについて、現代の技術者やらインフルエンサーやらは「自己責任だ」「自分のスキル開発を怠っていた人間が悪い」などと言いがちですが、本書ではそういった立場を取っていません。あくまで、リスクが破壊される人間への自己責任論をやめて、「どこにどうセーフティネットを張ることができるか」という問題意識のもとで、イノベーションについて語っています。そこが面白い!!!! トランプを支持するラストベルトの労働者の話や、政治や制度の役割も論じられており、かなり社会派の本となっています。
あと、自分が職場でRPAという自動化ツールを作って配っていることも、この本に関心を持った理由の一つにあります。
僕は自動化大好き人間で、今年は特に、職場で手作業で行われていることの自動化をどんどん進めていました。ただ、「それがやはりよいことなのか?」という問題意識はありました。
職場の外、つまりカスタマーの視点では、利用する事務部で仕事が効率化されていることは、喜ばしいことであるはず。ただ、職場の内部では、「不要な人間」を生み出すことに一役買ってしまっています。
また、ちょっと別の話ですが、何かしら自動化を進めるたびに、「この人、今までこの作業も全部手作業でやっていたのか...... ありえないだろ......」という、職場の人間への「学ばなさ」への落胆も感じられるようになり、今年は闇落ちもしかけていました。うーん、難しい!! AI技術もどんどん進化している昨今、イノベーションとどう向き合うべきか、本当に難しいところです(最近はGeminiがすごいらしい)。
あと、自動化とかの話は、いつかこのブログでもしたいですね。「狂ったハカセが勘で教えるAIを用いた業務効率化講座」、現在執筆中です。乞うご期待。
読み途中の本
これを書いてる12/30現在、読み途中の本も一応紹介しておきます。今日明日で読み終わりたいけど、まあ無理だろうな。一応、単年度主義の考えを適用して、この場で紹介しおきます。
後日、またしっかりめに感想を投稿するかもしれません。
ⅰ. 朝日新聞取材班『限界の国立大学』(朝日新書)
今年の11月に発売された本。
第3章まで読みました。面白い!! ちゃんと取材や調査に基づいており、筆者の個人的経験で語られるところが少ないため、そこがいいですね。どうしても大学教授とかが書いた大学論は、自分が見ている世界で大学全体を語ってしまうところがあると思っております。
すごくどうでもいい話をすると、僕が大学職員なので、当ブログでも大学関連の話題をすることが増えてきました。その際、このブログでやるのではなく、ちゃんと「大学職員ブログ」を開設したり、「大学職員アカウント」としてTwitterを作ったりとかをしたほうがいいかなーと、ちょっと思う時があります。まあしないだろうけども。ただ、このアカウントで大学関連の話題を紹介したところで、「誰が興味あるんだ」という疑問が常にあります。そこはちょっと困っている。
ⅱ.渡邉雅子『 論理的思考とは何か』(岩波新書)
今年の10月に発売された話題の岩波新書の本。これも2章ぐらいまで読みました。
個人的に、「わかりやすく説得的な文章とは何か?」という問題にずっと興味があります。このブログでも、以前アカデミック・ライティングの本を紹介したりしていました。
本書の主張は、「何を論理的とするかは、文化や社会状況によって違う」というものになっています。正直、現段階では「ほんとか〜?」と思っています。個人的には、論理的な文章というのは、「どんな人にもわかりやすいものだ」というイメージがあるんですよね。というより、万人にわかりやすい文章=論理的な文章なのでは? と思っているところがあります。
ので、筆者の主張がどのように展開されていくのかというところに、大変興味があります。読んで自らの考えを改めることになるだろうな。それこそ読書の醍醐味ですね!!!
ⅲ. 児玉聡『ミル「自由論」の歩き方』(光文社新書)
今年の12月に出た本。
倫理学者の児玉聡という人(誰でしょう......無名の人でしょうか.....)が書いている本です。4章まで読みました。
1章が本当に感動的で......泣けます。新書を読んで泣けたのはこれが初めてかも。僕も、妻が死んだら、そこに墓と家を建ててずっと暮らすような、そんな出会いがしたいものですね。
あくまで『自由論』の補助線的な本なので、個人的には知ってる話が多いです。ただ、以前自由論を読んだときは、他者危害原理と言論の自由にばかり注目していて、「普通規範」のところはそこまでちゃんと読み込んでいませんでした。そういうところは今読んでも面白いです。
これはどちらかというと、同期とかに勧めたい一冊ですね。やはり感想とか聞いてみたいものです。
以上!!
以上、今年読んだ新書の振り返りでした。いかがだったでしょうか?
1年を通して、読んだ新書の冊数が11冊というのは、やっぱり少ないなーと思います。ただ、普段お仕事で情報を頭に叩き込んでいると、仕事外でも情報を摂取しようという意欲があまり湧かなくなってしまうんですよね。「ずっと同じことしてるなー」という気持ちになってしまうというか。
来年はこの点も解消したいところです。「仕事をしながら本もたくさん読む」。それを目標にしたい。やはり三宅香帆氏は偉大かもな。次こそ「20冊読む」こと、そして「自分なりの、仕事をしながら本を読む方法を確立すること」を目標にしていきます。お風呂Kindle読書もすごくよい手段なのだけれど、もう一個ぐらい読み方を増やしていきたい。
それと、別記事で「今年の振り返りと来年の抱負」も書くつもりですが、2025年の抱負の一つに、Twitter(X)をやめるというのがあります。もうこんなSNSからは早く離脱したほうがよいと常々思っていた。ので、来年は別のSNSアカウント、例えばBlueskyのアカウントなどを少し動かして行くつもりdす(もしくはmixi2の招待、誰かください)。
bsky.app
↑Blueskyアカウント。今はカスみたいなことしか呟いていない。
noteアカウントをもっと動かそうかなーと思っています。以前はnote嫌いでしたが、最近は抵抗感が薄れつつあります。
↓noteアカウント。稀に更新している。
note.com
今日はそんな感じです。
来年も読書記録を続けていきたいとは思っています。今年の反省点を踏まえ、いくらか形式は変えるかもしれませんが、継続はさせていくつもりです!!
それでは皆様、今年は大変お世話になりました。来年は当ブログも5年目に突入です。どうぞよろしくお願いします。