ども!! 段々と日照時間が短くなっているこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。夕方6時頃、もうだいぶ暗くなってしまいましたね。夏の終わりを感じます。夏が去り、木枯らしが吹きすさび、あとは1年が終わっていくだけですよ。哀しくなってきたな!!
そんな今日は、2023年9月の振り返りとなります。この9月、我々は「ちょっとは涼しくなったかな?」という気持ちを何度も裏切られつつ、終わっていく一夏にどう向き合っていたのでしょうか。そんなことを振り返ります。
あと何気に、今月の満了をもって、働き始めて半年を迎えました。この半年ですが、今まで生きてきたどんな半年よりも、あっという間に感じたことです。4月に入職して、右も左もわからない状態から、色々なことがありましたが、昨日のことのように振り返れます。まだまだおこちゃまですが、これからも頑張ってまいります。
ただ、今日はそういった仕事の話はしません。STOP!! 仕事の話!! ここ半年、思えばこのブログではずっと仕事のことばかり書いていました。自分でも飽き飽き(秋だけに)。で、たまにはそういう事を忘れて、もっと日常的な次元で、日々どんなことを想っていたか書いてみるのも良いような気がします。もっとプライベートな事柄の話と言いますか。
秋は憂愁の季節ですよ、皆さん。この秋のはじまり、どんなことを感じていたかを振り返っていきます。
↑ちなみに今月、季節的には、フジファブリックの「若者のすべて」がピッタリでしたね。BGMとしてかけながら読んでもらって大丈夫ですよ。
9/2(土) 人生初、合コンに行きました。
今日は、9月で覚えている出来事を、一つずつ振り返っていく感じで行きたいと思います。
いきなり何の話だという感じですが、9月の初っ端、人生で初めて合コンというものに行ってきました(病欠した友人の代打で)。合コンというものの実在性をすっかり疑っていた私ですが、「本当にあるんだな〜〜」と思いました。マジで今まで無縁だったので。
とはいえ、ここには非常に難しい問題があります。合コンに参加してきたとは言いますが、そもそも合コンとは何なのでしょうか? 自分が参加したのは、本当に合コンだったのでしょうか。そこが難しい。合コンというものがもし、「恋人を作るという目的で集まった男女が、食事や歓談を通じて、まさに恋人を得ようとするもの」であるならば、初手で敗北を理解し後は流していただけの人間は、果たして合コンに参加したと言えるのでしょうか。そいつが参加したのは「単なる食事会」ではないのか? とも思います。複雑ですね。
ごちゃごちゃ言っておりますが、今回初めて参加してみて、強く感じたのは、戦う前から勝負は始まっているということでした。これが今日言いたいことになりますね。
少し脱線すると、僕は趣味としてよく将棋を指します。そして将棋というものが好きです(全く強くはないが)。で、将棋の何が魅力かというと、対局の開始の瞬間、つまり、戦いが始まりお互いが向き合った瞬間は、互いの戦力比は全くの同等であるというところだと思います。指し始めれば、段々と実力の差が開いて行きますが、最初の最初の瞬間だけは本当に対等。だからこそ「負けて当然」なんてことはない、というところが魅力だと思います。
これがポケモンとかスマブラとかだったら、最初からキャラ性能や相性があるわけで、「始まった瞬間に不利」ということも往々にしてあるわけです。だいたいのゲームはそうですね。まあ当然、将棋もアマチュアではプロに絶っっ対に勝てないとか、そういう歴然とした差はあるわけです。ただ、ここで言いたいのは、将棋では「始まった瞬間から負けている(巻き返せないほどの不利にある)」ということはなく、自分の差し手次第で、可能性は無限に開けて行くんだということです。
で、合コンはそうじゃないですね。合コンに限らず、出会いの場というのは、始まる前から、だいぶ勝負が決まっていることもままあるように思いました。これは僕の諦めが早いだけでしょうか?? ただ、今から対局が始まるぞ〜〜と思ったら、その時点で既に盤面が死んでいるというか「こっちは飛車角金銀が不在なのに、相手はガッチリ穴熊に組んでいる」ということもあるんだなあと思いました(スペックに差がありすぎて勝つビジョンが全く見えなかったとか、そういう話です)。
そうすると考えることは、いかに盤面を汚さずに「投了図」を用意するかということですね。合コンで言えば、いかにご飯が不味くならない程度の会話を続けるかという、そういう感じです。だからこそ、自分は本当に合コンに”参加してきた”と言えるのか、割と難しいラインではあります。もう少し頑張れたら良かったですね。(なぜそこまで負けを確信したのかと言えば、だいたい年収・年齢・経験の3要素で、全く敵わんと感じたためでした。とにかく諦めが早いのだが、それにより心理的ダメージを最小限にしたとも言える)。
そんなわけで、このとき思ったことは、我々が考えている以上に、戦う前から勝負は始まっているのではないか、ということでした。人生は将棋では無し。9月は初っ端からそういうことがあり、いまだかつて知らない世界に触れたことにより、「なんか大変だな〜〜」と感じました。
9/8(金) 風邪を引いて寝込みました。
上記イベントの割とすぐ後、風邪を引きました。おそらく疲れが溜まったのだと思います。3日ぐらい寝込みました。
このときがちょうど、コロナ第9波と言われていた頃。職場でもちらほら出ていたので、ついに自分もその時が訪れたかと思ったけれど、医者曰く「検査は陰性、普通に風邪っす」とのこと。熱も38℃行かないぐらいだったし、まあ確かに大したことはなかったのであった。ちなみに、この半年で初めて仕事を休みました。
そして1日中、ずっと寝ていた。寝て、起きて、また寝るという、そんな金土日を過ごしました。月曜には頑張って職場復帰した。
このときに思ったのが、やっぱりね、「風邪なんかで寝込んだ時は、側に誰かにいてほしいな」ということですね。率直な感想でそうなります。幸い、徒歩一分のところにクリニックもコンビニもあるので、自分の面倒は自分で見切れるけれど、こういうときはやはり、隣に誰かがいてくれるといいなと思ったりします。これはやはり、僕が人間的に弱いからでしょうか。そんな気がします。
2年ぐらい前から、熱を出して寝込むたびに「このまま40代、50代になっても、誰にも看病されず一人で風邪を乗り切る日々が続くのか.....」と考えるようになりました。怖っ。実際、40代の独身の人とか、高熱出したときどうしてるんでしょう?? ただただ眠ることで療養しているんでしょうか。それとも、そのあたりのある種特殊なサービスを呼んで、看病してもらったり孤独を癒してもらったりしているのでしょうか。海外ドラマとか見てると、おっさんがデリヘル呼んで看病してもらう描写って割とあるけど、あれは現実であり得るんでしょうか? どうなの??
あと、心身共に弱ったときは、自分のどの部分が恋人やらパートナーやらを求めているのか、よくわからなくなりますね。最近は特にそう。孤独に死にたくないという寂しさからなのか、単純に肉欲的な面からなのか、「一人でも私は生きられるけど でも誰かとならば人生は遥かに違う」と感じているのか、あるいは「この人と一緒に過ごしたい」という個別具体的な対象が存在しているのか、またまたそんなものはまやかしなのか、なんだか分からなくなります。パートナーなるものが欲しいと感じるとき、自分が一体何を求めているのか、本当によくわからなくなります。これはまさに人間的な弱さが現れておりますね。
こういう話、画面の前のみなさんはどう思いますか!? 己の感情や欲求の、どの部分が恋人やパートナーを求めるんでしょうか? 分かった人はぜひコメント欄で教えてください。
9/16(土) 姉夫婦&母なる者が東京に遊びに来ました。
9月の出来事をできるだけ細かく振り返ってるけど、マジで書くことないですね.....
9月の三連休は、姉夫婦と母が東京に来ました。と言っても、僕に愛に来たわけではないです。母の実家は東京で、そこに姉夫婦が孫の顔を見せに来たという感じでした。祖母の住む家に大集合で、ついでに母親の妹(my叔母)もやって来ました。僕も参加し、久しぶりに血縁者に顔を見せた感じです。
姉は、僕自身のその辺の事情(結婚する気あるのかとか)には一切口出しをしない人で、放任させてくれています。母は昔は「圧」をかけて来ましたが、院に入った辺りからあまり言われなくなり、最近もたまに鎌かけされるぐらいです。とはいえ、まだまだ「期待」は抱いているようで、そういう話が無いとわかると、少し寂しげな感じになっている気がします。
で、祖母と叔母に関しては、がんがんプレッシャーをかけてくるタイプの人です。僕としては、ひさーしぶりにそういった「世間一般的な期待」を受けました。全然、日常会話の範疇なので、嫌だなという感じではないんですが、「本当に何も無い」ということを説明するのが一苦労で、「いやいや、そんな何も無いってことはないでしょ」「何かはあるでしょ」と突っ込まれ続けます。これが多少しんどい。やってないことを証明するのが難しいように、本当に何も無いということを説明するのも一苦労です。あと証明したら証明したでだいぶ変な空気になるので、そこも難しいところですね。
全然違う話になりますが、この間、久しぶりに小説を読みました。2016年に芥川賞を獲った、村田沙耶香『コンビニ人間』になります。
このコンビニ人間、さっきも言ったような「世間一般的な期待」に振り回される人間の話となっています。36歳でコンビニバイトやっているのは異常だとか、いい年なんだから結婚してないとヤバいとか、そういうプレッシャーをガンガンかけられる話です。僕自身は、ここまで露骨にプレッシャーをかけられること、そんなにないですが、やはりそれは所属するコミュニティを選んでいるからなんですかね? 世間一般的には、やはり交際経験がないというだけであからさまに「異常者」扱いされるものなんでしょうか。これが単に戯画化されたものなのか、あるいは誰かにとっては現実なのか、その辺はよく分からなかったです。
そんなわけで、世間一般的な期待や圧もあるし、僕自身、祖母や母に心配かけたくない(むしろ喜ばせたい)とは思っておりますが、いかんせん、難しいですね。難しすぎて、いつになったら上手くいくのか、本当に見当がつかないです。毎度毎度、「今度こそ、今度ばかりは上手くいくんじゃないか」と考えつつ、その度に打ち砕かれておりますからね。大変だ。皆さんはいかがでしょうか。現代日本の若者恋愛事情、あまり活発ではないと聞くので、難しい・複雑だと感じている人は増えているのかもしれません。どうすればいいんでしょうね。皆で頑張りましょう。
9/24(日) チャリで浦安に行きました。
最後は少しだけ明るい話を。この前の9月24日、非常に気候が穏やかで過ごしやすく、絶好のサイクリング日和でありました。
こんな日にチャリに乗らなかったら嘘だ、と思い、半日ほどチャリ旅に行ってきました。だいたい片道25kmぐらいの距離がよかったので、千葉県の浦安にあるテーマパーク(ディズニーランドって言うんですけど、皆さん知ってますか?)までサイクリングしてきました。これがめちゃくちゃ楽しかったです。
東京と言えども、東京駅より東側(江東区のあたり)は、結構土地の使い方が大胆で、道が広くチャリも走りやすかったです。特に、新木場→葛西臨海公園→ディズニーランドのあたりは、何度も大きな川を越え、橋を渡り、坂を上ったり下ったりしたので、もはやこれがアトラクションみたいなものでした。無料なうえに待ち時間もゼロですよ!! ぜひみなさんもやってみてはいかがでしょうか。
ちなみに(当然ですが)、テーマパークの敷地内には、一歩も入らず帰ってきました。汗だくだしね。でも、それはそこまで変わったことではなく、普通に周辺をランニングしている人とかも多かったです。ので、ちょっと都内からサイクリングしてみたいという人や、海沿いをランニングしたいという人は、ぜひディズニーまで行ってみてはいかがでしょうか。本当に楽しかったです。チャリは一人でも楽しめるのが、よいですね。
以上
9月の振り返りはこんな感じです。
9月はもう一個だけ、恋愛云々について考えさせられる出来事があったのだけれど、それについては割愛。まあ、友人がマッチングアプリで使う用の写真を一緒に撮りに行ったというだけなんですが、それもなんというか、「みんな頑張っているんだなあ」という気持ちになりました。みんな頑張っているんだよと。僕はそのあたり、本当に何も努力をしておらず、だからこそ「始まった瞬間には負けている」という事態にも陥るわけです。それがね、なんというか、思うところ多いですね。ただ、ひとまずは日々を一生懸命に生きたいと思います。前向きでよろしい!!
あと、最後に9月に読んだ漫画でも紹介しておきます。
①中高一貫!! 笹倉高校コスメ部!!
面白かったです。最初はこういうの、苦手なやつかと思いましたが、ノリがなんだか不思議で、結構ハマりました。途中とか完全にジョジョ。あと、いかにモテるための努力をするかという話と、いやそれはルッキズムを助長してるだけじゃね? という話が両方出てくるので、バランスがいいなあと思いました。今日の話とも関連していますね。おすすめです。
② 犬とサンドバッグ
犬とサンドバッグ。上下巻。この漫画、前から面白いなーと思っていたんですが、下巻が出て完結したので、記念に購入しました。面白かったです。結構泣けました。これも、35にもなって独身なのどうなん? という話が出てくるので、今日の内容とも関連しているかもしれません。非常に心強いメッセージも多いので、おすすめです。
今月のプレイリスト
全12曲、43分36秒。画像は新宿御苑に行ったときのものです(マッチングアプリ用の写真撮影会場)。
9月はあんまり、目新しい曲はなかったです。結局のところ、Men I Trust と Yo La Tengo がいいんだよな〜〜という、100億回言われている結論に落ち着きました。100億は盛ったか。実際は40回ぐらい。
Men I Trust "Tree Among Shrubs"
↑この曲、良すぎません?? みなさんもぜひ聴いてみてください。
Yo La Tengo "Madeline"
↑Yo La Tengoも、全部ちゃんと聴いてるわけではないけど、好きな曲は好きです。
そんな感じ
です。今回はここまで。
今までと少し毛色を変えて、プライベートな話をしてみましたが、いかがでしたでしょうか。暗い話が多いですね。9月は本当に、自分の人間的弱さを実感する月でした。まあそういうときもありますよね。
10月の目標は、前向きに、好きなことを頑張ろうです。極めてありきたりな目標ですが、今はこういうシンプルなことが、自分の道標になってくれる感じです。来るべき10月は、この言葉を旨に、世間一般の期待などには振り回されず、頑張っていきたいと思います。ぜひ応援していてください。僕も皆さんを応援しています。心から。寒くなっても来ますので、体調に気をつけながら精進していきましょう。