浅瀬でぱちゃぱちゃ日和

全部日記です。大学院でいろいろやってました。今もなんだかんだ大学にいます。

カスの就活観:Part2

こんばんは。

近頃、怨嗟を振りまいたり、愚痴を言ったり、何やら小難しぃぃ話ばっかりしてました。ので、今日はゆる〜〜くいきたいと思います。

ゆるぅ〜〜くです。できるだけ。

就活の話をします。

 

カスの就活観:Part2 

betweeeeeen.hateblo.jp

 

皆さん、”就活”って知ってますか? 僕は今、それが忙しいんですけど。 

4月後半現在、ほぼ毎日のように、説明会&ES提出が入っている。3月もやること多かったけど、なにげに4月のこの時期が一番忙しい、のかな? よくわからん。すでに終わってる人もいるだろうし、今後ますます激しくなることも考えられるので。

今日もさっきまで、WebテストGPS)を受けてました。受けてる最中、何回もエラー起こして、何度もページを読み込み直したけど、よく見たら「リロードすんな」って書いてありました。前にも同じことをして落とされた記憶があります。多分今回もダメそうですね。

というわけで、今日はカスの就活観 Part2 になります。加えて、最近就活やってて、面白かったことなども書こうと思います。

 

服を買えない男の就活

最近、服をめっきり買わなくなりました。

思い返すとここ一年間で、2,3回しかアパレルショップに行っていないです。去年以前に買った服をずっと使い回している。

元からあんまりファッションに興味がない上、引っ越しで住環境が変わったというのも大きいです。チャリで行きやすい店をいまだに見つけていない。名古屋にいたときは、とりあえず栄に行けばよかったけど、こっちだと四条とかゴタゴタしたところ行かないと行けないのがなあ。考えるだけで憂鬱よ。

ただ、それ以前に、もっと根本的な問題もあります。

それは端的に、僕が服を買うのが苦手ということです。

みなさん、服を買いに行くのって、やたらと疲れませんか? 「楽しいじゃん」っていう人もいるけど、割とマジで理解の遙か彼方遠くの存在ですよ。服を買うのはとにかく疲れる。アパレル店に行くたびに疲労困憊になってしまう。

何が疲れるのかを簡単に書いていきます。アパレル業界の人は刮目してください。ひとまず箇条書きで。

 

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これで伝わるなら、この先は4節分読み飛ばしてよし。一応文章でも説明します。

 

考えることが多い

ファッションは、考えることが多くて疲れる。服って、単品のよさだけで買っちゃいけないらしいですよね。どこかの偉いおじさんが言っていたけど、「着合わせを考えて買え」とのこと。この色のシャツはあのズボンとスニーカーにあわせて、靴下もあれにして、そうするともう一着これが必要になるぞ、とか。脳が何個あればそんなこと考えてられるんだ?

あと、季節という制約もある。基本的に僕は、そろそろこの服がないとツラくなってきたというタイミングで、服を買いに行く。ただそうすると、買ってもそれを着るのって、だいたいあと1ヶ月ぐらいなんですよね。じゃあ買わなくてよくね? ってなるし、いやでも、やっぱないと困るなってなるので、よく過呼吸を起こしています。

あと、洋服はやはり高価な買い物になる。僕の場合だと、普通の服なら一点2500円〜5000円、ちょっといいものだと5000円〜8000円ぐらいのを買っている。これ多分、世間的には「安物を集めてる」扱いなんだと思う。でも、所詮消耗品じゃあねえかよというか、さすがに一点に一万円とかは使ってられん。

2000円だろうと5000円だろうと、大きな出費だから、基本的にはいいものを選びたい。ただ、どんなに自分で「よい」って思った服でも、他人から、「おぉ・・・」とか「いつもと雰囲気違うね笑 どしたん??」とか「ダs、、、いやなんもないわ」とか言われたらそれで終わりである。自分にとっての「よい」の基準だけじゃ、ダメなんですね。ファッションにおいて我々は、好きなものを選んでいるように見えて、その実他者の視点を内在化して「選ばされている」ところもあるのである。このややこしさが、ファッションの疲れる所以ですよ(たぶん)。

というわけで、自分の中での”よい”と、他人から見た”おかしくない”と、それに加え値段のことも考えないといけない。さすがに8000円する服をぽんぽん買うわけにはいかないので(いかないよね?)。そうやって吟味に吟味を重ねていると、いつの間にか帰り道さえわからなくなっているという話。

ただ、自分のファッションの方向性さえ決めてしまえば、この辺は割と楽になるかもしれない。僕の場合は「とりあえずシャツとニットとパーカー買っとけ」って思うようにしている。迷ったら白シャツを増やしておく。そこが決まればあまり悩まないけど、その方向性を見定めるまでは、まあ疲れますという話。

 

試着が疲れる

試着も大問題である。

そもそも服選びって、立ちっぱなしで足がしんどくなる。体力的に疲れてくると、イライラして、思考の方も働かなくなってくる。お前は何歳児だって話だけど、何歳になってもストレスはたまるよ。

そして試着。ここにはまず、店員に話しかけるというコストが生じる。話しかけなくても試着室使える店あるけど、話しかけなくていいタイプかどうかを確かめるために一度店員に話しかける必要がある。これがまず面倒ですね。

で、いざ試着してみると、あまりに似合わなさすぎて笑うしかなくなる。そもそもサイズがあってなかったり、ズボンだとウェストも丈もよくわからんかったり。そして試着室を出入りする度に店員との会話イベントが発生するし、新しく選んだのもなんかもうよくわからんし、すべてを破壊し尽くてやりてえってなったりします。

 

要するに、実際に着てみないとわからないのに、「違う」ってなったときは最初からやり直しというのが、非常に面倒くさいということ。やる気も削がれる。だから最近は、もう試着無しで買っちゃったりしてます(そして深く後悔する)。

 

自分の圧倒的場違い感

まだあります。

おしゃれなアパレル店は、周りのお客さんも洗練された格好をしていることが多い。うわすげぇかっこよすな大学生おるよ! とか。すると自分のファッションが恥ずかしくなる。そして残酷なことに、店内にはこれ見よがしに大量の鏡が設置されており、嫌でも自分の姿を見ざるを得ない。悲しくなる。おしゃれなアパレルショップは、そこにいるだけで劣等感が刺激されることですよ。

そんなわけで、服を買いに来てるのに、「ここはオレの来るべき場所じゃなかった......」となりがちである。そういうときは、早歩きで店から直帰して、一度も振り返らずにユニクロに行くようにしている(平日のあの場所は落ち着く)。

 

あとさき考えずに買ってしまう

いろいろ言ったけど、それでも最後にはなんかしら買ってしまうんですよね。膨大なエネルギーと時間を消費しておいて、何も買わずに帰るのはちょっと、、、という感じで。 色々とカゴに詰め込んで、試着もしないで買ってしまいます。

要するに、行き当たりばったりで買っていて、計画性が皆無なんですよ。その後一度も着ない服も出てくるし、逆にもうそれしか着ないっていうのも出てくる。あまりに非効率。ちゃんと着合わせを考えたり、そもそも、「今日はこの服買うぞ」ってビジョンを持って、ショッピングに行くべきなんですよね。

 

 

まったく同じことが就活にも言えます。

 

 

まったく同じことが就活にも言えます

 

まず、リクナビなりマイナビなりを訪れる。するとその情報量にビビる。企業多過ぎよ。どれが自分にとって「よい」のかわからない。それだけでなく、社会的評価とか世間的な評判とか、あとはどれだけ自分に「見合っているか」ということも。よさげだなと思った企業でも、調べてみると「うわぁお!」ってなったりすること多い。

この辺は、業界とかの方向性を決めるとだいぶ楽になる。とりあえずIT系で絞ってみようとか。そこが決まれば、あんまり他人の目とかも気にならなくなってくるし。

ただそれでも、実際に話とか聞いてみないと、企業の雰囲気はわかりにくい。だから説明会に出席する。めんどくさいけど、出席する。そして僕の場合、説明会に出席してみても、「なんか違ったわ、、、」となることが多い。そして、なんか違ったわとなると、また一からやり直しなのである。そうすると、体力的にしんどくなる。

あとは、周りの就活生の輝き、そしてそこに紛れ込んだ自分の場違い感。みんなキラキラ就活生で、本気のESをぶち込んでくる。そんな空間に迷い込んだときの絶望。「あ、すいませんでした.....」と、早足でその場から去って行きたくなる。これは黒いマネキンが置かれている店に入ったときの感覚に似ている。

で、結局は、「もうわかんねえよぉおおおおおおお」ってなって、なんかもう、目についたものを片っ端からエントリーするようになってしまう。ここ説明会やってるじゃん! 何の企業かよくわからんけどとりあえずポチっとこ! 的な。そして後々、ずらっと並んだスケジュールを見て、自分の計画性のなさに絶望するのである.......

 

この一連の流れ、服を買いに行くときとそっくりである。驚くほど奇妙な類似を見せている。果たしてこれは偶然だろうか?

 

カスの就活観その2:

就活は、アパレルショップに行くときの感覚に似ている

 

そんなわけで最近は、リクナビを見ていると、ユニクロに訪れたかのような既視感を覚えます。「ユニクロ」になっただけ、だいぶマシですね。昔はPARCOに紛れ込んだような焦燥感を覚えてたので。「早くここから逃げなきゃ!」って。最近は付き合いがうまくなったものです。

 

 

 

そんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

もうお腹いっぱいかもしれないけど、もうひとつだけ書きます。

 

最近の面白話

この間、よく分からん企業の、よく分からん説明会に出てきました。結果的に、よくわからなかったです。

そのときの話。

就活生にはお馴染みだけれど、オンラインの説明会は、基本Zoomで行われている。でも、たまーに、Google Meet を使う企業がある。Google Meetは名前の通り、Googleが提供しているオンライン会議サービスですね。

こちら、機能面ではそんなにZoomと変わらないのだが、一つだけ注意すべき点がある。それは、半ば強制的にGoogleアカウントでサインインされてしまうこと。Googleアカウントをあだ名で登録していたりすると、企業の説明会にふざけた名前で参加することになってしまう。しかも、変更から反映に時間がかかるので、すぐには修正できないのである。

で、そのよくわからん会社も、Google Meetを使っていた。

やはりというべきか、実名以外の名前で参加している人が、それなりにいた。僕もアルファベット表記で入ってしまった。そういう人は、口頭で名前を名乗るように促された。

これはまだいい方である。

説明が始まって15分ほどして、遅刻して入ってきた人がいた。その人の名前は【なんでも挑戦系YouTuber】カツ であった(一応、特定を避けて仮名にしている)。企業の説明会に、生粋のYouTuberがやってきた。検索したら、普通にこの人のチャンネルも出てきて面白かった。登録者数は5人だったYouTubeアカウントはGoogleアカウントと紐付いているので、それゆえのミスなんだと思う)

で、企業の人も、

「えーと今入ってきた人、、、えーっと、【なんでも挑戦系YouTuber】カツさん。お名前名乗っていただいてもいいですか?」

とたじたじ尋ねる。

するとYouTuber、

 「はい。吉田ジュンヤです(これも仮名に)

と答えるので、そこはカツじゃないんだと思ってしまった。

 

で、企業説明が一通り終わると、座談会コーナーとなった。座談会コーナーって、質問ある人だけ残ってやるものだと思っていたら、全員強制参加だった。特に聞きたいことがないので気まずかった。

しかも、ただでさえ少ない15人ほどの参加者が、さらに細かいグループに分けられたのである。1グループ、社員1人に就活生3人の、計4人であった(分ける意味ある?)

そして僕のグループの中に、、、【なんでも挑戦系YouTuber】カツがいた。僕と彼は同じ班になったのである。あとは女子一人と、社員の男性一人だった。

恒例ではあるが、まずは自己紹介から。アイスブレイクも兼ねてということで、出身地と、マイブームを答えてほしいとのことだった。

僕はまあ一応、こういう質問での趣味とかマイブームは「ブログを書くこと」と答えている。読んだ本の紹介したり、いろいろ情報発信してますとか。これがどんな印象与えてるのかは、よくわからんけど。

そして、YouTuberカツ氏のターンが来た。

 

「吉田です。僕の出身は東京で、今は大阪に住んでます。よろしくお願いします」

「マイブームについては、、、」

 

 

「マイブームは、散歩です」

 

そこはYouTubeじゃないんだ。

 

これが面白かったという話です。すみません、それだけです。

 

 

 

 

就活もまだまだ大変だな〜〜〜〜

そう思う、今日この頃。

就活の何が大変かって、甘くないんですよね。本当にこの一点が、僕にはしんどいです。常に真面目でなければならない。ユニクロの既視感覚えるよとか、またYouTuber入ってきたりしないかなあとか、そんなこと言ってる場合じゃないんですよねえ。

 

まあ、ぼちぼち頑張ります。

明日か明後日こそ、サンデル本の感想書こう。そろそろ読み終わりそうなので。

 

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どうでもいいですけど、ビュリダンのロバって知ってますか?

 

ja.wikipedia.org

 

僕の就活は今、こんな感じです。