浅瀬でぱちゃぱちゃ日和

全部日記です。大学院でいろいろやってました。今もなんだかんだ大学にいます。

カスの就活観:Part1

ブログって、出だしのあいさつみたいなのあるじゃないですか。

「どうも、○○です」

とか、

「こんにちは、△△です!」

とか、

そういうのです。

普段、僕はあれをやっていないのですが、今日はやろうと思います。

 

こんばんは。カスです。

 

カスの就活観

自暴自棄になって頭が吹っ飛んだとか、そういうわけではないです。

自分の就活観を振り返ると、だいぶカスっぽいな〜〜と思う点が多い。僕が就活生として底辺だ・カスだと言いたいのではなくて、あくまで、就活についてふざけた考え方をしているなあということ。

4月も半ばになって、そろそろやばみが増してきているというのに、未だに就活に対して舐めきった考えを捨て去れていないです。どっかでふざけ要素を出したり、「こうしたら面白いんじゃね?」というのを出してしまったり、、、

この前、映画『何者』を観てきたけど、あの登場人物みたいに、だいぶ就活に対して斜に構えている気がします(本気で正面から挑めていない)。

今日はその辺の話。就活に対するカスっぽい捉え方を晒します。よく分からんこと言うと思うので、僕の中の「カスくん(人格B)」が喋っているということにしてください。あくまで僕の本音ではなく、そういう人格が内在してるってことで。

 

お前らは千尋以下

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ジブリ映画「千と千尋の神隠し」で、千尋が湯婆婆のところにアポなし面接に行くシーンがあるじゃないですか。

ここで働かせてくださいッッ!!

って言う、あのシーンです。

あれは一応、「就活」のシーンですよね。あの世界、あそこしか就職先なさそうだけど。そしてあの場での千尋は、ES出さないわノックもしないわ、即効で落とされてしかるべきだと思います。

で、湯婆婆も、お前に仕事なんかあるわけねえだろとか、一番キツい仕事を死ぬまでやらせたろかって言ってるので、相当なブラック職場ですこれは。ので、たとえ「ここで働かせてください!!」(同時に坊が泣く)だけで受かるとしても、ここだけは絶対行きたくないです。さすがに、「これだけで内定もらえた千尋が羨ましいわ」という話ではなし。ニート生活か八百万の神かだったら、僕はニートを選びます。

ただこの作品、、、そうやってアポなしゴリ押しで入社した千が、大活躍する話でもあるんですよね。最初は役立たずと言われたけど、徐々に仕事に順応し、悪臭を放つ河の神に「よきかな」と言わせたり、暴走するカオナシをなんとかしたり、、、そうして、千の存在感は段々と、そこらのモブ正社員たちを上回っていきます。

千尋は業界分析もしていなければ、自己分析など一切手つかず。志望理由もまともに答えられないし、そもそも面接対策を一切やっていない。ダメダメ就活生です。面接の場で「ここで働かせてください」しか言えてないし、、、最終的に仕事をもらえたとはいえ、それだってちょうど、あのタイミングで坊が泣いてくれたからであって、、、

 

え?

おいおい。

坊が泣いて、仕事がもらえたって、、、、

 

泣いてもらえたから内定もらえたってか??

 

まあそれはいいとして。ともかく、僕もリクナビとか見てると、シンプルに「ここで働かせてください!!」と言いたくなる企業が出てくる。ESだとかなんだとかすっ飛ばして、とにかく「ここで働きたいんです!!」という企業が。もうそれだけで採用してくれよという気分です。

そういうところでも、ちゃんと自己PRだのガクチカだの志望理由だの書かないといけないので、めんどくさいんという話。志望の熱意だけじゃダメですか? 細かい話とか、面接のテクとか苦手なんですけど、、、

「アホかな」とか、「志望理由ぐらいちゃんと言えないと笑」って思った人もいるかもしれない。でもそういう人に対して、僕はこう言いたい。じゃあお前は千尋以上の活躍ができるの? と。就活ダメダメだった千尋だって、あれだけの活躍ができたんです。じゃあ我々のことだって、たとえESとか面接とか得意じゃなくても、信用してみてくれてもいいじゃない、、、千尋に負けねえ活躍してみせるからよぉ、、、

 

これがカスの就活観です。

 

就活と恋愛の共通点

もう一つだけ書きます。

「就活と恋愛は似ている」と、言われたり言われなかったりします。”内定”とは、企業と就活生の”相思相愛”常態であるとか、書いてみるとなかなか気持ち悪いけど、そういうのを何度か目にしたこともある。どちらかというと、恋愛が就活に似ていると言われることの方が多いかもしれない。まあ何かしら、「就活」と「恋愛」に共通点を見いだす発想はあるということ。

僕もこの両者について、一つだけ、非常に大きな類似点があると思います。たった一つです。それはつまり、就活も恋愛も、○○が大事ということです。その○○が何かと言えば、

 

就活も恋愛も、

落ちたとき(フラれたとき)の対応が大事

 

これです。これだけです。

というのも、就活って、落とされたときに「自分の人間性が否定された」ように感じられたりもするので。「人物重視」とか言われる選考のもと、自分の人生を美化してアピールして臨んでいるわけなので、そこで落とされれば、”自分の人間性を否定された”ように感じられるのも無理のない話かもしれない。実際、少なくない就活生が、「選考で落ち続けると、自分が社会から必要とされてないかのように感じる」と答えているそうです。

恋愛も似たところあると思います。フラれると、”お前は必要とされてない”と言われている気分になったりします。なりませんか? はい、なりますよね。そんな感じで、就活でも恋愛でも、失敗したときに人生に絶望しない方法というか、今後も前向きにメンタルを保つ術は重要だと思っています。

就活について、この点で僕は、「ちょっとふざけたESを出す」ということを、やってしまっています。

というのも、個性を尖らせたESを出した際、落ちたときは「まあ、あのESなら落とされてもしょうが無い」とメンタルを保てるし、逆に通ったときには、「あれが通るとか、相性いいな!」と思えるからです。ダメージ少なめ、リターンデカいという戦略です。

で、同じことを恋愛観でもやりがち。例えば「大きいことから誘え」というのを僕はよく推奨しています。LINEとかで連絡採るなら、でっかいイベントから誘うべしということ。

どういうことかというと、例えば、「今度ごはん行こうよ」とか声かけて、もしそれが断られたら、おそらくその先はないです。ので、この誘い方(小さいこと)は、拒否されたときのダメージがデカいです。しかもOKが出たとしても、その先の道のりは長いので、リターンも少ないです。

ただ、もしももっと大きいことから誘ってみた場合。例えば、「高知市がコロナの助成金でなぜか金魚博物館開いた上にめちゃくちゃ過疎ってるらしいから、今度そこ行ってみない??」など(ちなみに、これはもう閉演したらしい)。

こういうデカいことから誘えば、たとえ断られても「まあしゃーないな」と思えるし、かつ、拒否られても次へのチャンスが残されている(金魚ダメなら、せめてごはんでもどう?とか)。あと、ここでのポイントは、自分の好きなことに誘うべしということ。ここで仮にOKが出れば、リターンもデカし。そんなわけで、少ないダメージで大きなリターンを採るこの手法、「デカいことから誘え理論」を、僕はよく提唱しています。

......ただこれも、カスの就活観(恋愛観)の一種です。というのもこれ、あくまで「落とされても凹まない方法」であって、「受かる方法」ではないからです。こんな予防線張るぐらいなら、ちゃんと正面から挑んで、正攻法の突破を目指した方が多分マシな気はします。そんなわけで、あの、参考にしないでください。

 

 

以上です。

今日は本当はあんまり書くことなかったけど、ちょっと更新したくなったので、こんなことを書いてみました。深夜テンションもあります。

これ書きながら、ちょっと驚いたことあり。それはネットのいろんな人のブログとか観てると、世間は舐めた就活観に対して結構厳しいということです。今回おちゃらけて書いてしまったけど、そういう不真面目な人間に対して、割と本気で怒ってる人をそれなりに見かけました。

僕はまだまだ、就活に乗り切れてないところが大きいです。本当にこんなんで大丈夫かというか、もうダメなんじゃねえかなと自分でも思うところ強し。 怒られて真面目になるべきなんだと思います。

ただそれでも、「カスの就活観」は定期的にやってみたい、、、紹介できなかったのが、まだ2,3個あるので。自己破滅的な衝動を抱えているような気がする、今日この頃でした。