浅瀬でぱちゃぱちゃ日和

全部日記です。大学院でいろいろやってました。今もなんだかんだ大学にいます。

就活ノートからお就活を振り返り:就活の終活③

どもも、お久しぶりです。

このところ、学科のけんきゅーほーこくなどに追われており、気付いたら約10日振り更新になってしまいました。みなさん元気でしたか? 僕はすこぶる元気です。メンタル以外は。

いえメンタルも元気です。ほんとです。

 

【突然のQ&Aコーナー】

Q.就活をいったんやめてみて、どうなりましたか?

A.無になりました

....というのは冗談ですが、就活やめて、ちょっと書くことがなくなったというのはマジです。あれからインスピレーションを受けたりしていたので、、、

 

就活のことを振り返る

振り返ります。

前回書いたけれど、一応おさらい的に僕の就活状況を。今年3月に本選考が始まり、文句を言いつつも3ヶ月半ちょい続けてきた就活ですが、先々週あたりに残弾がゼロに。選考途中の企業がなくなりました。しかし内定はいまだZEROだし、どうするよ、お? という感じ。こっからが就活の本番とも言えなくもなさそうではあるが、まーた企業探しからスタートするのがダルい。ダルすぎのダルタニアン。ので、いっそのことD進しちまおうかという心境にある感じです。

ちなみに僕、先週お教授に、

「私、Dを検討し始めたので、相談乗ってくれませんか!!」

とのメールを送ったところ、

「はい、時間があったらね

という趣旨の超絶短い返信だけが来たので、先行き暗いなあとはちょい思いました。放置されることには慣れてはいるが、大丈夫なんだろうか、僕のD進道。不安でござるよ。

 

で、まあなんにせよ僕のお就活は、ここで完全に終えるにしろ、細々とでも続けるにしろ、一段落は付いたということです。

というわけで今日やるのは、就活観の振り返りです。前にも言ったかもしれないけど、”就活ノート”なるものを作っていました。どの就活生も作ってるもの、なのかな? わからないけど、説明会のメモだったり、企業について調べたことだったり、面接で話すことなどについて書いておりました。あと、自分のお気持ちをまとめたりなど。いわゆる「就活日記」です。これでもし、次の神を決める戦いが始まっても無事参戦できます。弱そうだけど未来日記ネタです)

そのノートがこちら。

 

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こんぐらいの、A5サイズの真っ黒ノート。一応断っておくとDEATH NOTEではないです。面接官の名前書いても何も起きなかったので。

ちなみに↑は裏面の写真。

 

 

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表面はこんな感じです

正直、ちょっとキマってる時に表紙書いちゃったので、人前で出すのが恥ずかしかったです。まあ、表紙見る度に「がんばるぞ」という気持ちになれたので、そこはよかったけれど。祖父の家の納屋から出てきたらヤバそうな、若干の禁忌書感はあります。

ちなみに2021の文字は、更にキマってるときに書き足しました。こりゃ今年で終わらんぞと思ったので。僕の2021年の就活事情が、この中に詰まっています。

これを読み返してみて、気に入ったところを貼っていきます。

 

初投稿

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最初の記述は2月13日。自分にチョコを買ってあげた日の前日です。

記念すべき一行目は「人格が変わらない程度にがんばりましょう」でした。これはまあ、守ることが出来たかな。何事もほどほどが大事。

ほんとは全ページ載せたかったけど、ちょっと恥ずかしい記述もあったので、見せられるところだけということで。すんません。

 

初期は真面目

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こちらは2月19日のもの。2月15日に企業の選考情報が解禁されたので、これはおそらく受ける会社を絞ろうとする段階です。

2月頃の僕は、Webメディア業界を志望しておりました。こうやってブログ書いてたりとね、ネットが好きなわけなので。とはいえ結局新卒で受けられるところは少なく、IT知識も欠けていたため、徐々に断念していった感じです。

上の画像で示したかったのは、これ書いてる人間、なんだかんだ真面目やなあということ。upするのちょっと小っ恥ずかしいですけども、頑張ってる感は伝わってきます。

ちなみに右下にあるEverything is connectedは、当時見てた海外ドラマ「私立探偵ダーク・ジェントリー」のセリフですね。なぜここに書いてあるのかはわからん。


このドラマ、面白かったです。

この頃の記述は、今読み返すと、だいぶ真面目だなあと思います。

 

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これとかは、コンサルの説明会行ったときのメモですね(一応企業名伏せ)。はい、あの、真面目にやってる感が伝わってきます。それだけです。ここまでは正直、特に面白いところはないです。

 

ふざけ期

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3月半ば頃から、僕の就活日記でも徐々に「ふざけ記述」が目立ってきます。というのも、上で挙げたコンサルが第一志望だったのに対し、これ以降はそこまで志望度の高くない企業が続くからです。

「行けたら行く!」の舐めてる感はなかなかですね。

 

漂う絶望

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3月25日。タイトルがもの悲しい。この辺からちょっと、リアルな感情が見え始めております。

これはさっき言った、第一志望のコンサルに落ちた日のものと思います。まっさか、僕を落とすとは思ってなかったからなあ。ズシンと来たらしいです。上から8行目の、「何かを、なんとかする必要あり」とか悲しいですね。

 

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「何かあったかいものでも飲んで、心を落ち付けましょう」

このページの最後の記述。つらい。落ち「着ける」の字が違う、、、第一志望落ちるのは、誰にとっても大変だ。

 

徐々に追い込まれ期

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こちらは3月30日の記述。僕の記憶では、4月入るか入らないかあたりは、割と精神がマイッてた気がします。まあ、こんなの書き残してるぐらいだもんなあ、、、

漫画『嘘喰い』で言うと卍内決戦の12月29日あたり並に追い込まれておりますね。この漫画、昨日今日でようやく読み終わりました(エアポーカーが熱い)。

 

ふざけ期再来

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4月半ば。この頃の自分は、なんか吹っ切れてる感じがします。

というのも、いよいよどこにも就職できんかもという焦りを感じて、説明会やってる企業に片っ端から応募してたりしたからですね。そうすると、よく分からん企業のよく分からん説明会にも出たりするわけで、メモもこんな感じになりがちです。ちなみに不動産系の会社であった。
 

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4月20日。こっちは病院系の経営コンサル会社の説明会かな。どうでもいいけど、企業名を隠すモザイクも禍々しくなってしまった。

家族を大切に」とか、この時期は意味不明なメモが多いです。

 

ES大変期

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 振り返ってみると、僕はお就活を通して、一貫してESを書くのが苦手だった気がします。なんでかというと、ちょっとどこかでふざけてしまうからです。

4月26日、この日の記述では、自分自身に「真面目にやれよ!!」との檄を飛ばしております。

ちなみにここでの課題内容は、「あなたの人生で、最もポジティブだったことと、最もネガティブだったことを200字で書け」というもの。最もポジティブはまだいいとして、最もネガティブは、どうしてもふざけたくなってしまう。そんな自分との葛藤が見られます(そして結局ふざけた)

 

病み期

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5月9日の記録。「現在の就活のお気持ち」というタイトルで、やたら長え文章を書いております。この頃は、まあ多分、ちょっと病んでおりますね。表紙の2021の文字もこの頃書き足した記憶があります。

よおまれるお恥ずかしいので、ぼかしました。あんまり解読せんといてもらえると助かりまする。

 

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「続・現在の就活へのお気持ち」のタイトルで、次の日にももう1ページ書いておられます。なんだこの呪詛のような文字列は。暇だったのだろうか。

ちなみにここで書いた内容が、カスの就活観Part3あたりに反映されている。多分。

 

 

面接&ES対策期

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こちら、5月13日の記録。ここからしばらく、ES対策・面接対策系の記述ばかりになってます。この時期はそういうのが立て込んでいたゆえ。

今更だけれど、僕がESでどんなこと書いてたかとかは、ちょっと恥ずかしくて書けねえっす、、、まあ、ろくに通ってないので参考にもならんとも思う。

 

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一つ言えるのは、「ブログの感覚でES書くな」ということ。これは本当に、皆さんも気を付けましょう。オモシロを優先しちゃダメだからな!! 僕はその事実に5月中盤になって初めて目覚めた。

5月から6月にかけては、こうして選考対策が続き、

 

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面接については、終わったときの実感が書かれていたり、

 

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逆に受ける前の心構えが示されていたりしました。ちなみにこれは「面接受かってもそこに行かなくてもいいから」の意味のはず。この会社の面接、どうにも気が重すぎて、本当にやるの嫌だったです(圧迫の匂いを感じた)。ので、とりあえず受かった後のこととか入社後のこととかを考えるのはやめて、今は目の前の質疑に集中しようという魂胆だったのかな。

 

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一応、こういうことをやっている日もあって、

 

 

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こういう自分への励ましメッセージは、今見るとちょいグッときたりもしますね。これ僕、困難に向かうときはいつも自分に言い聞かせております。

 

 

終わり期

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6月15日。そんなこんなで、あとは「終わりました」系の記述ばかりになります。

 

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この「どうにか、なる」も、僕はよく使います。これは太宰治「葉」の最後の一節ですね。困ったときに言い聞かせております。

 

そして僕は就活について、どうしても言いたいこと、一つだけ声を大にして言いたいことがあります。たった一つの非常にシンプルなことです。すなわち、、、

 

落とされると困る

 

これだけです。これだけはほんとマジ。我々、落とされると困ります。ので、できるだけ落とさないでください。

ここまで見てきたように、お就活、いろんな苦しみがあるように思います。でもそれだって、終わり良ければすべてよしというか、内定につながりさえすれば、まだ解消できる苦痛というもの。ゆえに、落とされるのはマジ困ります。今までの努力が水の泡になったりするし、まーた受けるところの候補探しからせんといかんくなるし。大変である。

これをカスの就活観Part5とするならば、そこで言いたいことはたった一つ。つまり我々、落とされると困る。これはほんと、シンプルかつ強力な事実であるので、ぜひ企業人事の方は心に留めておいてくださいまし、、、落とされ困り果てた人間は、POSCAの黄色カラーでノートに禁忌書デコを施したりします。マジで。

 

 

そんな感じで

す。

僕は今日の投稿、書いててどんどん暗い気持ちになったんですが、読んでる人がそうなってないことを祈ります。悲哀を伝染させてたら申し訳ないです。

今日言いたかったこと、実はもうひとつあります。

D進を選ぶという選択は、ともすると、正気を疑われる選択でもあります。なぜにそんな可能性のない道を行くのかとか、経済的・精神的に耐えられるのかとか。僕も若干、Dという選択を「とち狂ったか?」と思うところがないでもないです。正しい心を持った人間ならまず躊躇する道だよなあと。

......とはいえ、こうして就活ノートを振り返ってみると、就活をしていたときの自分と、D進を選ぼうとしている自分、果たして狂っているのはどっちの方だろうかとも思ったりします。僕は研究ノート的なものも書いてますが、少なくとも、就活ノートほどに追い詰められてる様子は一つもないです。だとしたら、就活から離れる方が正気な選択と言えるのではないかと、思ったり思わなかったり、、、どうなんでしょうそこは。難しいところです。

 

まあ今は、就活と進学をバランスよく考えつつ、これだ!! という企業を見つけたらそこに就職、それがなかったらD進かなあと思っています。7月はそこで大いに悩むだろうな、、、まだまだ受難の日々は続きます。

あと最後に断っておくと、現状のメンタルは元気いっぱいです。就活ノートの邪気に当てられて、ちょっと文体暗くなったけど、それは一時的なものなのでご安心を。もう夏なのでね!! 明るい気持ちで行きましょう。

 

 

 

夏といえば『ピンポン』よね。見るべし。