浅瀬でぱちゃぱちゃ日和

全部日記です。大学院でいろいろやってました。今もなんだかんだ大学にいます。

デコポンの甘さみたいじゃん...... :5月の振り返りタイム!!

も!!梅雨なのか梅雨じゃないのかよくわからない今日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。個人的には梅雨、結構好きなので、まだまだこんなもんじゃないぜという感じですね。2週間ぐらい雨が降り続いて欲しい。日本の四季って、もう確かなものは梅雨しか残ってないからね、、、

さて、5月があっという間に終わりました。早いものですね。この5月、皆さんはどのように過ごしていたでしょうか。4月から新しい環境となった人はもう馴染めたでしょうか。それとも一人トイレで飯を食ってるでしょうか。僕はといえば、新しくもう一人姪が生まれたりしました。姪の話って、コミュニケーションのジャブとしてめちゃちょうどいいので、事ある毎にしてしまいます。

そんな本日ですが、毎月恒例、当月の振り返りとなります。5月はですね、全く更新することができず、なんなら当ブログのアクセス数も過去最低だったんじゃないかという感じです。あんまり書くことがないからね。その辺りも含めて、どんな一月だったのか、振り返っていきたいと思います。

だいたい、

  • 仕事の話
  • 読書の話
  • 最近面白かったものなど
  • 今月のプレイリスト
  • 来月の抱負

という感じで行こうと思います。でもあんまり書くことがないので、たぶん短めになります。

 

仕事 〜馴れてきたのでExcelの勉強など〜

皆さん、労働してますか? それとも人間してますか? ......というのは冗談で、僕は労働も人間もしています。とりあえず今のところは、、、

働き始めると、精神の余裕がなくなって、人間性を失っていく的なこともよく言われるけど、仕事については”まあまあ楽しく”できているかなと思います。Webの「記録」としてブログを書いている都合上、こうやって「今はまあまあ楽しい」と書いておくの、重要ですよね。後からこのときはまだ俺って人間だったんだなって思えるので。

以前から書いているように、僕は大学で財務の仕事をしております。財務の仕事、人間同士の熱きコミュニケーションというものはほとんどなく、感情も温度も持たない数字どもを相手にする仕事なので、「何が楽しいの?」という疑問はあるかもしれません。実際、日がな一日パソコンを見つめ、メールでしか人間と触れ合うことはなく、頭の中はいつも伝票と支払いのことでいっぱいなので、仕事そのものが楽しいというわけではないかもしれません。まさに「事務」って感じの仕事なので。

ただ、徐々に自分がパワーアップしていく感覚は楽しいです。先月までは、ひたすらあたふたしているだけだったけど、今は俺、こんなこともできちゃうんだぜ??? 的な。4月は何でもかんでも人に聞いていたのに、5月はもう、ホコリを払うように伝票の整理ができています。そういう、ゲームで言うレベルアップ的な面白さが現段階ではあります(まあ僕が出したやつは9割要修正で返ってくるんだけど.....)

で、実際ですね、例えば僕が今25歳だから、定年を65歳とすると、あと40年、つまり480ヶ月あるということになります(長いな)。60歳ぐらいでだいたい落ち着くと考えても、あと400ヶ月以上あるわけです。ここでは切りのいい数字を取って、「僕の仕事生活は、全体で400ヶ月だ」ということにしておきます(そしてそのうちの2ヶ月が終わった)。

これをポケモンに例えると、ですね、ポケモンのストーリークリアを、まあだいたい40時間としておきます(結構ゆっくりやって)。で、僕は今、「仕事」というストーリーのうち、 2 / 400(ヶ月) 終えたことになっています。大丈夫ですか皆さん。付いてきていますか?? これはですね、ポケモンに当てはめると、40(h)× 1 / 200 、つまり1 / 5(h)12分ということになります。ポケモンに例えるとですね、僕のストーリーはまだ12分しか経っていないんですよ!!

で、この辺って、だいたい基本動作を覚えて、「おぉ〜〜 今作はこんなことできるんだ!」って実感する段階ですよね。僕も今そこにいます。すごい回りくどくなったけど、僕の今の仕事の楽しさというのは、ポケモンの開始12分ぐらいと同じ楽しさだということです。

まあ当然、「お前のやっているゲームはポケモン並に良ゲーなのか??」という疑問はあるだろうけど、そこはそれ、そう思わねえとやってられねえだろ!! という反論もあり得ます。ポケモンというのは単なるもののたとえで、実際は「始まりならではの楽しさがあるかも」ということがわかってもらえれば十分です。

 

ぶっちゃけ何してるの??

前回の記事などで、「どんな仕事をしているのか」という全体的な話を少ししました。ただ、そういうのではなく、もっとミクロな観点で、毎日の業務でどんな作業をしているの? という疑問も出せるはずです。

そのあたりについてはですね、Twitterの方でも書いたけど、日々Excelのセルを結合していますダメだとわかっていながらもやっています。なぜかといえば、紙に印刷しやすくするためです

なんというか、手続上、紙の資料とハンコがまだまだ必要な職場でして、「A4の紙への印刷のしやすさ」としてExcelを使っていたりしています。VLOOKUPで引数を対応させるとかね、そういうことは一切していないよ。

ちなみに、「セルの結合がなぜダメなのか」などは、↓の動画で解説されていたりします(紙に印刷するだけの僕でも、人のExcelのデータいじったり修正したりすることがあるので、あんまよくないなと思ってます)


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余談だけれど、この人のゆっくり解説動画、タメになるし茶番が面白いしで、最近ハマっています。「わちょんのゆっくりiT」というチャンネル。僕もこんなゆっくり動画投稿者になりたいものですね。

 


www.youtube.com

↑面白い。似たようなことを僕もちょっと過去にやっていた。

 


www.youtube.com

↑神Excelの話も載せておこう。

 

そんなわけでですね、普段どんなことをしているかといえば、Excelで印刷用の資料を作ったりしています。聞く人に聞かれたら親指から小指まで全部折られてもしょうがないんだけど、とにかくそういう「事務仕事」を日々やっております。大学職員になりたい方は参考にしたりしなかったりしてくだしあ。

仕事の話はこんな感じです。またプレイ時間を進めたら、近況を報告したいと思います!!

 

 

読書の初夏!!

5月も、ぼちぼち本を読んでおりました。読み終わったもので言うと、全3冊となります。あと1冊、今半分ぐらい読み進めたのがあるけど、それは6月に繰り越しですね。

この3冊のうち2冊は、ちゃんと近々、感想回を行おうと思ってます。ので、ここでは「何を読んだか」だけ紹介して、「どんな話だったか」というのは、また今度にします。つまり、「読書感想会の次回予告」的な感じですね。

 

① 村田和代『優しいコミュニケーション 「思いやり」の言語学』(2023,岩波新書

読みました。4月に出た新刊ですね。

ぶっちゃけ、微妙かな〜〜〜〜という感じでした。詳細はまた後日(来週ぐらいに)書きたいと思います。

 

② 津野香奈美『パワハラ上司を科学する』(2023,ちくま新書) 

読みました。今年の1月に出た本なので、比較的新しいと思います。

こちら、かなり面白かったです。読んでよかったという感じでした。これも近いうちに紹介したいと思います。

 

③ 平尾昌宏『人生はゲームなのだろうか? <答えのなさそうな問題>に答える哲学』(2022,ちくまプリマー新書

読みました。去年の2月に出た本なので、結構前だな〜という感じ。Kindleで買って読みました。

これはね、まあまあかな〜〜? という感じ。上二つと違って、これは多分、ブログで取り上げることはないので、若干感想を書いておこうと思います。

まず、中高生向けというコンセプトに忠実だなと感じました。語り口がかなりくだけていて、非常に読みやすいと思います。そこがよいところというか、あんまり哲学とかに興味はない人でも、「哲学ではどんな風に議論するのか?」というのがよくわかるように思います。哲学では実験とかができない代わりに、こういうことをやっていくんだ.....というのが丁寧に説明・実演されていました。

ただ逆に、気になったところとしては、ちょっと初心者向けすぎるな〜というのがあります。本書では哲学の手法として、当たり前や常識を疑うということが紹介されるんですよね。ちょっと引用するとこんな感じ。

 こういうとき、科学だったら実験や観察して調べるわけです。分かりやすいやり方です。だけど、今我々が考えているのは、どうもそういったやり方で解決できる問題ではなさそうです。じゃあどうするか?(中略)

  前に出てきた言い方で言えば、「自分の中でまだはっきりと自覚できていないけど、暗黙のうちに〈こうだ!〉って決めてしまっている、思い込んでしまっているというような、隠れた前提を自分で掘り起こしてみる」と言ってもいいです。

平尾昌宏. 人生はゲームなのだろうか? 〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学 (Japanese Edition) (pp.97-98). Kindle 版. 

ここで書いてあることは、僕も本当にその通りだな〜と感じます。ただ、この観点から本書を読んでみると、「割と暗黙の前提的に解決しているところ多くない?」と思う箇所がありました。実際はもっと掘り下げて考えられそうなところでも、「まあこれはこうだよね」的に解決されているところが、なくもないかな〜というか。

例えば、「人生はゲームなのか」という問題を考えるときに、本書では、「①ゲームには目的(ゴール)がある。かつ②ゲームにはルールがある」として、「じゃあ人生はどうなのか?」という風に考えます。で、本書では、「①人生には決まった目標はない。② 人生には法や道徳といったルールがある」→「①、②の条件のうち、一つしか満たさない以上(①は満たさないが②は満たす)、人生はゲームではない」という結論が出されています。ざっくり書くとこんな感じ。

ただこれは、個人的には微妙に思って、「人生には法や道徳といったルールがある」という話だって、無人島で生きるロンビンソン・クルーソーとかどうするのかな? と思います。彼の生も「人生」ではあるだろうけど、そこに「ルール」があるのかというと、物理的制約はあるにせよ、「ゲームのルール」的なものはないんじゃないだろうかと。

それで言うと、①の「人生に決まった目標はない」という話も、ロビンソン・クルーソーにとっては「生き抜くこと」が目標であるように、我々人間は皆、「生き抜 survive」という目的をもってこのゲームをプレイしている...... とは言えなくもないかもしれません。いやこれも微妙かもしれないけど、ともかく、こんな感じで、本書は納得のいくところも多かったけど、同時に「そうかあ?」と思うところもありました(他にはマネーゲームの章など、この気持ちが強かった)

そんなわけで、総括すると、想定している読者のレベルが結構低めなのかなと思いました。だからやっぱり、中高生向けというちくまプリマーの理念を体現した一冊だとは思います。哲学・倫理学の入門に触れてみたいという方にはおすすめです。

 

④源川真希『東京史 ——七つのテーマで巨大都市を読み解く』(2023,ちくま新書

読んでいる途中です。これもこの前出たばかりの本で、Kindleでお風呂で読んでます。

感想を書くかはわからないけど、個人的には、東京に住んでなかったら絶対読まない一冊だな〜というのが面白いところです。京都人でこれ読んでる人ゼロ人説。

結構、既に東京に詳しい人向けだなとは感じます。地図を見ながらじゃないとよく分からない感じ。でも、色々勉強になるし、行ってみたい場所も増えるので、いい読書体験だなと思います。

ちなみに、交通網について述べた次の文章、

近代における移動手段としての鉄道と自動車の役割は大きく、鉄道の路線と道路の拡大は、とぎれることなく続く。新橋・横浜間の鉄道開通に始まり、上野から埼玉県の熊谷に鉄道が敷設された。その他、明治中期には新宿から立川を結ぶ線、本所と千葉県の佐倉を結ぶ線などが開通する。さらに明治後期から大正期にかけて、現在の中央線、山手線、京浜東北線の一部などが整備されていった

源川真希. 東京史 ──七つのテーマで巨大都市を読み解く (ちくま新書) (p.50). Kindle 版. 

みなさん、太字の部分、何を言っているかわかりますか? 都会に慣れてる人からすれば、「あーはいはい」という感じかもしれないけど、僕は田舎者なので、地名とかまだよくわかんねえっす、、、

読書については、そんな感じです。本当はもっと読みたかったんだけれど、5月は初っ端に大熱出して寝込んだりして、思うように進められませんでした。6月は頑張って、何冊か読みつつ読書感想も書こうと思います!!

 

最近面白かったもの!!

漫画

だいぶ長く書いているので、巻き気味でいきます。最近面白かったものについて。

5月はひとつ、めちゃくちゃ面白い漫画に出会いました。なんだと思う? なあ、なんだと思う?? 

正解は、乃木坂太郎先生による、『夏目アラタの結婚』です。この漫画、快活クラブで読んだけど、個人的にめちゃくちゃ面白いなと思ってます。

↑既刊10巻。意外とすぐ読めるよ。

ざっくり言うと、「結婚がテーマのミステリー」という感じなんですが、「結婚」の話も、「ミステリー」のパートも、どっちもとても面白いです。もうひとつ、児童虐待というのもテーマの一つになっていて、それが結婚の方にもミステリーの方にも働いていて、よくできてるな〜〜と思います。

今のところ、「俺の中でこの漫画がすごい 2023」で一位です。最新刊まで読んだけど、もうあと2巻ぐらいで終わりかな〜〜という感じがするので、読んでいない人はお早めに! 映画化もするとの噂。

 

音楽

皆さま、今回の記事のタイトル、なんのことかわかりますか? すみません、分かって当然ですよね...... みんな聴いてるもんな。スピッツの新アルバムが出ましたね。

↑17th アルバム 『ひみつスタジオ』

正直言うと、結構よかったです。僕はスピッツ、好きなんですが、実はアルバム「見っけ」以降、あんまりハマれてないんですよね。「醒めない」までが好きというか。ちなみに一番好きなアルバムは「名前を付けてやる」だよ。

そんなわけで、最近のスピッツはあんまりハマれないな〜と思っていたところ、今回の 『ひみつスタジオ』は結構よかったです

特によかったのが、「オバケのロックバンド」と、「めぐりめぐって」です。「オバケのロックバンド」はファンからすると熱い仕掛けがあるし、「めぐりめぐって」は、なんとなく以前からのスピッツぽいなーと感じるところがありました。ノリノリな感じなのもよいね。あと、「手鞠」も割と好きです。

そんなわけで、5月はスピッツの新アルバムが出たので、ちょっと嬉しかったです。今後、映画「水は海に向かって流れる」の主題歌もやるらしいので(漫画読んだよ!!)、それも楽しみにしています。

 

 

最後は今月のプレイリスト!!!

 鴨が...... 好きだ......


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5月は、割とたくさん聴きました。20曲、57分です。快活で漫画読んでるときに聴きまくってたよ。

もう音楽の話はしているので、手短に紹介すると、Beach Fossils というバンドが改めてよいなと感じました。

↑5月に出たep。「Run To The Moon」と「Dare Me」が特によい。

 


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最近は、徒歩通勤も健康的だなと感じているので(普段はチャリ通)、意外とたくさん歩いたりしています。そういうとき、「今月のプレイリスト」があると心強い味方となるので、皆さんも作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

以上!!

5月の振り返りとしては、こんな感じです。今更ですが、平日夜にガーッと書いているので、誤字・読みにくい箇所などは、何分ご容赦ください。

ちなみに、来る6月の抱負は、ブログを3回更新するです。読書感想 + 面白記事 + 月の振り返り、とできればいいけど、面白記事はたぶん無理だな。またリブ子とハカセとかやりたいんだけども.......

そんな感じで、明日も仕事なので、今日はこのあたりで解散です。最後まで読んでくださった方、いつもお付き合いいただきありがとうございます。今後は月2回以上更新するよう頑張りますので、なにとぞ、なにとぞよろしくお願いいたします...... それでは!!

 

 

 

 

はてなブログさんにTwitterで紹介していただきました。ちょっと恥ずかしいですね。ありがとうございます。