浅瀬でぱちゃぱちゃ日和

全部日記です。大学院でいろいろやってました。今もなんだかんだ大学にいます。

巨大ロボット展、東京のお盆、名古屋のアパート、「サクリファイス」....... 7月の振り返り(メモ集)

も!! 去年まで、毎月月末になると、その月の振り返り記事というものを書いていました。↓がその記事です。

betweeeeeen.hateblo.jp

毎月25日ぐらいになったら構想を練り始め、月の最終日に合わせて更新していたのですが、次第に書くことがなくなってきてやめてしまいました。

が、以前こうした日記系のコツとして、知人から「毎日Twitterなどを開くタイミングで、ちょっとずつ下書きに書き溜めればよい」という話を聞いており、今月はちょっとそれを試していました。ので、今日はそれを放出します(ただしだいぶ加筆修正あり)。7月の振り返りとなります。あまり読む価値はないです。

 

7/7(日)

都知事選終了

www3.nhk.or.jp

  • 都知事選終。以下、感想の書き残し。小池百合子当選は予想通りだったが、石丸2位がだいぶ驚き。蓮舫に勝つとは。石丸慎二はtiktokをうまく使って若年層にアピールしたとあったが、自分は文字媒体の情報しかチェックしておらず、動画とかは一切見てなかった。政見放送も見ていなかったので、ちゃんと見ておくべきだったかなと思う。特にtiktok。やはり世の情勢を知るためにも、tiktokをはじめて、パンケーキを食べる動画をアップロードすべきか。
  • noteに七夕ネタを更新。noteは暇なときに投稿しているが、はてブロよりも読者の反応がわかりやすいのがよいかも。これからもライトなネタを投稿していきたい。

 

大阪・京都観光

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  • 7/6、7は大阪・京都観光。大阪では大阪城大阪歴史博物館
  • 大阪城には初めて行った。が、中身が思ったより全然「城」ではなくちょっと残念。完全に博物館だった。しかも展示ケースが暗くて視力弱者に優しくなかったな、、、前に行った彦根城などをイメージして行ったが、むしろあそこまで「城」としての中身が残ってるほうが珍しいのだとか。
  • 大阪歴史博物館にも行った。難波宮の歴史などを見られたのが面白かった。おそらく、大阪の土地の歴史が最も熱かったのがヤマト朝廷の時代で、次が安土桃山時代だったのではないか。その後、江戸に政治や文化の中心が移ったわけだが、そこで決して廃れることなく町人の街として栄えたのは本当にすごいと思う。

www.bunpaku.or.jp

  • 京都では、京都文化博物館の「日本の巨大ロボット群像」という展示を見た。全く巨大ロボのことを知らない僕だがガンダムエヴァも観ていない)、かなり楽しめた。
  • 巨大ロボットは、普通に考えれば荒唐無稽なフィクションなのだが、魔法などとは違い、ロボットは科学技術の粋であるから、見た者に「未来に起こりうるかも」と感じさせる何かが大事だとのことだった。「存在しうる」と思わせるためには、デザインなどに合理性があった方が良い。そんなわけで、「この形にはこんな意味や意義があるんだ」というのがたくさん込められており、その解釈を読むのが面白かった。

shogakukan-comic.jp

  • 話は変わるが、このところ、『劇光仮面』という漫画が大変面白い(シグルイの作者の新作です)。特撮に魅せられた現代人をテーマにした本作だが、ここでも映像作品に対する熱い「解釈」が溢れている。なぜヒーロー戦隊は日本刀などのシンプルな武器ではなく、特殊ギミックのついたニッチな武器で戦いたがるのか? なぜどう見ても敵から目立つド派手な衣装で登場するのか? そういう、一見馬鹿げたことに対して、できるだけ合理的な説明が与えられていく様が面白い。また、特撮で大事なのは、見た者に「現実にあるかも」と思わせることだとあり、そこも巨大ロボット展に通じるなあと思った。
  • 結局のところ、「解釈」というものがどこまでも個人的にフェチ。現に"ある"ものから、どんな意味や物語を見出すかというのが、たまらなく面白いところだと思う。単なる答え合わせではなくて、多少の飛躍を含みつつも、全体で見れば筋が通っているような解釈が好きです。
  • ちなみに「劇光仮面」、主人公がガチヤベーガンギマリマンで面白いので、是非読んでください。ミカドヴェヒター 漆黒が震えるほどかっこよかったです。

 

7/13(土)

東京の盆

  • この7月の前半は結構忙しかった。今職場では「2年目が1年目に自分の業務を紹介する」という研修が行われており、自分も2年目として準備に追われている(こういうのちょっと書いただけでも身バレを招きそうで本当に怖い)。それだけでなく、今月前半は何かとイレギュラー対応に追われた。イレギュラーが発生すると途端に忙しくなる。飲み会の幹事なども担当し、大変疲れた。
  • 東京はお盆が他の地方と違い、7月であることを知る。7/13〜15がお盆なのだとか。なぜなのか? 一説によると「ご先祖様が一斉に帰ると交通渋滞が発生するから、東京人だけ気を利かせて7月に帰っている」らしい。ほんとかよ→嘘でした。正確には、明治時代に暦を新暦にする際に、東京だけ対応がよかったのだとか。(ソース
  • 可愛いは正義だが、可愛すぎは罪(何の話?)。

 

7/16(火)

仕事に保身を持ち込むなという話

  • 某アプリでちまちまと「ラーメン発見伝」を読んでいる。今日はその感想。167話「店員採用の条件は何!?」。藤本のセリフでこんなのが出てくる。

〔あの店員たちは〕保身第一で責任は一切負いたくなく、そのためにお客とマトモなコミュニケーションを取りたくない類の人間なんだ」

  • 客に対しててきとうなあしらいをした店員を批判した言葉だが、これは仕事をしてると「わかるなあ」と感じる。何か顧客から要望があった際に、その顧客に積極的にコミュニケーションを取って問題を聴き取ろうとするのではなく、最初に「自分にとっての面倒くささ」を気にする感じ。まず自分の保身のことや内輪での立ち回りのことに気が向いて、顧客のことは二の次になる。これは働いていると、周りでよく感じるところ。こういうの本当にどーーなんだろうなあと思う。
  • これからは「全力で働かなくていい時代」「全身全霊で働くのをやめよう」ということが言われているが、その中で「カスタマーと真摯に向き合う」というのはどう評価されるんだろうなと思う。ほどほどに働く、ということの中に、「ほどほどに面倒事を避ける」というのもやはり含まれるんだろうか。例えば、「あえてカスタマーサポートの問い合わせ方法を分かりづらくして、担当者の負担を減らす」という戦略も取れるわけだが(一時期のAmazonが完全にこれだったが、最近は対応がよくなったと感じている)。こういう、顧客にとっての使い心地よりも身内にとっての負担減を優先する態度は本当にどうなの?? と思ってしまう。他だと「メールをもらったらすぐにでも返信しろ」というのは負担が大きいのであれだが、かといって「相手から催促が来るまでは放置してもOKと考える」というのはどうなのなど(職場には本当にこういう人いる)。もちろん程度の差はあるだろうが、やっぱり我々、できるだけ顧客に向き合うべきではないかと思う。あなたはどう思いますか??
  • もう少し続けると、先月漫画「医龍」も読破した。秋葉原献血に行ったときに全部読んだ。献血、皆さん行きましょう(献血行ってるマウント)。医龍でも、「仕事に自分や組織の保身を持ち込むな」という話がしきりにされている。手術室に保身を持ち込む医者は、危篤の患者を前にしても自身の評価や査定を気にしてしまい、患者の命を最優先にしなくなってしまうからとか。ただ、医龍の朝田は明らかに「全身全霊で働き過ぎ」であり、このバランスを取るのが難しいところ。自分の最近の仕事の悩みでもある。

 

7/21(日)

名古屋来訪

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@名古屋大学(工事中)

  • 名古屋に遊びに行きました。この1ヶ月で、北海道・大阪京都・名古屋に旅行に行きました。この名古屋が6月のボーナス旅行の最終弾です。楽しかったーーー。
  • 旅行に行くときは、誰かに会いに行くという場合が多い。今回の旅行は3つとも「現地で旧友に会う」というものだった。住む場所の離れた友人と定期的に会うようにしているのは、数ある僕の有徳な行為の中でも、最も優れた徳であると思う。みんなも昔の友人に、積極的に連絡を取ろう。

kiyo-shit.hatenablog.com

  • ちょうどこの頃読んで、一番印象に残っている記事。会いに行くだけでなく「会われに行く」というのは積極的に使いたい表現だと感じた。確かに我々、いつ死ぬか分からんしな。今回の名古屋旅行は、名古屋の友人に会いに行っただけでなく、名古屋という街そのものに「会われに行った」という感覚も強い。この僕が昔住んでた街に帰ってきてやったぞ的な。成長したところを見せてみろ的な。名古屋に怒られるかもしれない。

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@川名公園。昔よく行った。いい公園だが、この日は暑すぎて人がまったくいなかった。

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@名古屋のCOSTNAコストコの再販売店

  • 一番の衝撃は、昔住んでいたアパート(愛知県名古屋市昭和区前山町1丁目8−1)の隣に、コストコ売店再販売店ができていたことコストコの会員じゃなくてもコストコの製品が買えるお店。これは、すごい。自分が住んでいた5年前にできてほしかった....... 少し立ち入ってみたが、ここで宅飲みの買い物とかしたらテンション爆上がりですよ。

 

  • スピッツの曲に「アパート」という曲がある。「君のアパートは今はもうない。だけど僕は夢から醒めちゃいない」と始まる歌だが、なんとなくこの歌は、「元カノが住んでたアパートを見に行ったけど、そのアパートはもう取り壊されてなくなっていた。しかし自分はあの頃から何も前に進めていない」という歌かと勝手に思っている。
  • この歌に感化されて....... というわけではないのだが、僕も「昔自分が住んでたアパートの周辺」に行くのが好きである。今もまだあのアパートがあるかどうか見に行ってしまう(あくまで自分のですよ)。今回も名古屋で見に行ったし、京都の時も北白川の銀閣寺のあたりに足を運ぶ。そこで「ここに弁当屋があったなあ」とか「あの謎の店、まだあるんだ」とかを確かめるのが楽しい。久しぶりに訪れる土地は、いろいろ変わってくれていた方が「出て行った感」があり感慨深い。地元についてもそうで、よく「地元に帰ると何も変わってなくて安心する」という声を聞くが、僕の場合は完全に逆で、何も変わっていないと「自分が出ていっても何も変わっていないじゃないか」とちょっと寂しくなる。だから、久しぶりに行った時にいろいろ変わってくれていた方が、時の流れを感じられてよい。君のアパートも今はもうない方がいいかもな。
  • 名古屋では特に観光もせず、ただ昔の友人と駄弁っていた。7月は他の日も、久しぶりに大学時代の友人の家に遊びに行ったが、大学生の時みたいに宅飲みしたりスマブラしたりボドゲしたりアルティメットチキンホースするのが一番楽しいかも。フリスビーも楽しい。名古屋でも夕方涼しくなってから投げまくった。
  • 社会人になってから、キャバクラや風俗に行ったという話も周りでよく聞くようになったが、結局フリスビーが一番楽しいと思う。

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@日比野。やたら細い居酒屋を眺めたりもした。

 

7/29(月)

小説「サクリファイス」を読んだ

  • 7月は久しぶりに小説を読んだ。近藤史恵の2008年文庫化の小説。めちゃくちゃ面白かった。
  • 先月、漫画「かもめ☆チャンス」についての記事をちょっとだけ書いたが、これについて調べているとき、同じくロードレースを舞台にした作品として名前が挙がっていたのが本作だった。タイトルは知っていたが、ロードの小説だとは知らなかった。ついでに表紙がロードの写真なのも買ってから気付いた。

www.bitters.co.jp

  • 少し話は変わって、映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」が大好きなのだが、個人的にフェチなのが(またフェチの話)、「心に深い傷を負った男が、それでもなんとか藻掻くように生きる」という話。同じ理由で漫画「サルチネス」とかも好き。上の「かもめ☆チャンス」もそうですね。
  • で、本作も、主人公が失恋の痛みをずっと抱えている。そしてその痛みと付き合いながらロードレースに挑む姿が描かれている。そこがまず好きポイントだった。かつ、ロードレースの醍醐味である「アシスト」という存在に焦点が当てられていて、ずっと一貫して「自己犠牲」がテーマとなっている。僕は凡俗な人間なので、小説でも分かりやすくテーマが一貫していた方が好き。本作は非常に読みやすく、それでいて大変面白かった。おすすめです。先に「かもめ☆チャンス」を読んでおくと、視覚的にもロードレースのことが分かりやすくなるので、近所に快活クラブがある人はぜひ読んでおこう。

 

7月のプレイリスト



中でもおすすめの一曲

Mustard Service / (Your Cat) Don't Stand a Chance


www.youtube.com

 

 

以上!!

久しぶりに、月の振り返り記事を投稿してみました。いかがだったでしょうか。

このスタイルでやってみて分かったのは、結局のところ修正やリライトが結構大変だということです。月末にその月にあったことをいちいち思い出さなくてもよいのは利点ですが、見出し付けたり日本語直したりと、手直しが結局大変でした。ので、次月もやるかどうかは正直分かりませんが、できるだけ頑張っていこうとは思います。(あと、こうして振り返り記事を書こうとすると、あのことも書こうこれも書こうとなりがちですが、そこはメモしていた範囲のみに留めました)

この7月は本当に暑くて大変で、かつコロナもまた流行り始めていました。ぜひ皆さん体調に気をつけて、猛暑真っ盛りの8月に備えましょう。嫌だ。もう暑いのは嫌だぁっぁぁぁ。。。。。それでは。