広告が憎い
当ブログのスマホ表示に出てた広告
以前はnoteでやっていた当ブログ、はてなに移行したことで、広告が出るようになってしまった。
移行の際、最初は広告が表示されないBlogger(グーグルが提供しているブログサービス)に惹かれるも、設定が難解すぎて挫折。はてなでもProに加入すれば広告を消せるのだが、そうすると月600円もかかってしまう。月額100円ぐらいならと思ったが、600円はさすがに高い。小6のときのお小遣いと同額だ。
現在、僕は絶賛就活中で、主にIT業界・Webメディア界隈を検討中。そうすると自然、マーケティング戦略など、憎きWeb広告に思いを馳せる機会が多くなる。
今日はその辺の広告への想いを、雑多な感じで語ります。
Web広告って何? 年収は? 彼氏はいる? 東大卒の噂は本当? 調べてみた!
っていうぐらいに広告のことを知らない人には、↓のサイトがおすすめです。
これ、めちゃくちゃ面白い。いわゆる「ネット広告あるある」をまとめた漫画。種々の広告が非常に網羅的に扱われている。見るべし。
・・・で、この漫画のオチもそうなのだが、結局「広告がウザい」的なことを話題にしても、「嫌なら対価を払え」「無料で楽しめてるんだから我慢しろ」といった反論に遭いがちである。それはまあ、その通り。なのだが、そもそもグーグルの広告やTwitterのプロモーションについては、システム上課金で消すということができない(多分)。し、無料でサービスを使えるようにしているとはいえ、中にはだいぶ問題含みの広告もある(典型的にはエロ広告)。ので、単純に嫌なら使うなとかの論法で簡単に解決できる問題じゃないと、個人的には思っている。
広告が嫌で嫌で嫌で嫌でもう......
みなさん、広告、好きですか? 僕は嫌いです。何がそんなに嫌いなのかについて簡単に書きます。
① 端的に不快
世の中、不快な広告が多すぎる。今一番嫌いなのが、YouTubeのタウンワークの広告。「推しが尊い推しが尊い!」「ママがくれたギャル雑誌!」「だいたい同じ人間関係!」って叫ぶあれです。
これです。不快度がえぐい。(非公開になってしまった)
このCM、この前までは毎日のように目にしたのだが、どうもWeb広告界隈は移り変わりが激しいようで、昨日あたりからぱったり見なくなった。それはそれでありがたいことなのだが、YouTubeの広告は各自で見ている世界が違うし、すぐ移り変わるので、他の人と共有しにくいのが悲しいところ。
ただ、ようつべについてはお金払えば広告を消せるので、無課金のくせにグチグチ言うのはあれですね、、、 まあ、不快路線で攻めてくるのはやめてほしいという願いです。
② コンプレックスを煽ってくる
ダイエット・美容系の広告とか出会い系の勧誘とか。これもシンプルに、よくないですよね。容姿・体臭とか、コンプレックス抱きやすいところで不安を煽ってきたり、あとは「まだ一人なの〜?(>_<)」とか孤独感に付け込んでくるやつ。
これは最近書く側として、広告を見せる立場に回ってから、以前よりも気になるようになってきた。例えば、僕はこのブログで「男性が陥る孤独感」的なことを書いているのだが、その記事に出会い系とかエロサイトの広告を付けられたりすると、それはちょっと不本意に思う。そういうところに誘導したくて書いているわけではないので。広告主からすれば、まさにそういうところに売り込みたいのかもしれないけれど、、、
ちなみにこの辺は、フェミニズム系の記事を書く人の悩みでもあるらしい。女性の自立を促進したいはずなのに、過度にダイエットを煽る広告や、インチキくさい美容系の広告が出てしまうなど。↓の対談を参照。
Web広告はどうも、劣等感を煽る系の方が利益が出しやすいのかもしれない。だからこそこういうのは多いのだろう。こういう利益に繋がれば何でもいい系のカルチャー、本当によくないと思います、、、もっと徳を磨くべし。
ちなみに、今読んでいる漫画『王様達のヴァイキング』では、バイト3連続で首になって落ち込んで帰宅してPC開いたら広告バナーで女がにこにこ「大丈夫よ」って笑っていて、それにムカついて犯罪に走る描写が出てくる(第一話)。そういうニコニコ広告にブチ切れる気持ちも、なんとなくわかる。
アドブロックの問題点
そんなわけで、普通にアドブロック(広告排除機能)を使ってます。現在使っているアドブロックとしては、PCならChrome拡張機能のAdblock、スマホならAdGuard Proなど。前者は基本無料、後者は課金アイテムである。スマホの方は課金アイテムな分、めちゃくちゃ効果あり。
・・・ただ、言うまでもなくアドブロックは問題含みのツールである。広告主からは蛇蝎のごとく嫌われているし、ちなみにこれはダカツと読み、蛇とサソリのことらしい(毒があるので嫌われる)。あと、僕も最近はWebメディア系の就職を考えているので、アドブロックの問題性とかも考えるようになった。以前はzoomで画面共有するとき、相手のChromeにアドブロックが入ってないのを見るや「情弱乙^^」って思ってたのだけれど。そういうこと思ってたのって僕だけですかね(僕だけらしいです)。最近は逆に、アドブロックを堂々と見せるのは恥ずかしいことと考え直し、人前では隠すようになりましたが、、、
あと、Adblockには致命的な欠点もある。それはこれを導入していると、いくつかのサイトがうまく機動しなくなること。僕の場合、大学の図書検索サービス(OPAC)とかがこの典型であった。一応、↓のサイトでもこの問題が扱われている。顧客が急にWebサイト使えなくなったというので、原因を調べてみたら、アドブロック使用者にのみ不具合が起きていたという話。
自分の身でも最近、就活のグループワークで「miro」を使ったときに、これに近いことが起きた。アドブロックを入れていたせいで、周りと違う画面が表示されたり、特定のボタンが現れなかったり。これが原因で周りと違う挙動をするのは、なかなかに恥ずかしいことである。まあ、完全に自業自得でありんすね、、、
一応、ホワイトリストは積極的に使うようにして、優良サイトの広告は表示するようにしています。あくまで憎いのは、扇動的で不快な広告であるので。
そんなわけで
今日はWeb広告への不満と、アドブロックへの懐疑的なものでした。
結論的なものはないです。ただ、個人的にはこれからの時代、もっとコンテンツ自体にお金を落とすことが普及してほしいなあとは思う(推しへの投げ銭的な)。Wikipedia形式で、有用性を感じる人が積極的に寄付をするとかね。僕も毎月300円、Wikipediaさまに寄付しております。お世話になっているので。
というかみなさん、Web広告憎くないですか? あんまり周りでアドブロック使っている人がいないので、個人的にはそこが気になる。みんな徳が高いのかな。僕も見習わねばと思います。